猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介


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講釈師の猫

ポプラ社の百年文庫「秋」より、正岡容「置土産」
容と書いて「いるる」と読む。このユーモラスな短編小説に本物のネコは一場面にしか出てこない。
若い講釈師の万之助は、加燕先生の名高い「鍋島の猫」の芸を伝授してもらいたい。万之助は師匠の借金や急死した女中の葬式の世話までしてやる尽くしよう。師匠は出鱈目ばかり言って中々教えてくれない。
「善人が出る、悪人が出る、毒婦が出る、孝子が出る、」「ところがこの山寺の出合はな、そんな筋は一切ねえ。」「化猫ばかりだ。そいつが徒党を組んで、いざ鍋島様へ祟りに行こうってただそれだけの所なんだ。」「従ってほんとうの芸で聞かすよりねえ。」
そのほんとうの芸とは…「次第々々にその手を表へ返し、片っぽの手も表の方へ出して前肢のような格好に置くと、」「だらしないしなびた目が、一ぺんに鈴を張ったように、大きく澄んでかがやいてきている。」のは、白雪のように真白な一匹のふっくらとした飼猫。「目が三角形に尖りだし、」「夜光珠のような艶を放って不気味な」黒猫。「すこしも艶のない毛を透かして肋ら骨のうかがわれるような」病猫。甘えている猫は「口をおちょぼに小さく結ぶと、」「両の目を細く」「ゴロゴロ咽喉を鳴らせ」て身体をこすりつけんばかり。「顔へ大きく横皺を入れ」「平たい顔へ横縞が大きく無数に入り乱れて、虎斑の入った」虎猫。十二一重を着た「口が耳まで裂け」「普通の人間の目の三倍くらいの大きさの目が、ハッタと天地を睥睨して」「シッカリ空間へひろげて曲げた右腕のあたりには、金絲銀絲の綴絲もよれよれに、春や昔のかすかな光りを音に立てている古い悲しい十二一重の方袖が、妖しく美しく戦いて」いたという化猫の親玉。
見事な描写である。特に十二一重猫の妖しさ、艶かしさ。作者の観察眼の確かさは、相当の猫好きだ。この作品は直木賞候補にあげられたそうだが、文壇的には不遇だったという。
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酒巻洋子「パリにゃん」
メルラン。イカール。プリュム。セクメット。カプシーヌ。エクレール。エィビュルス。ペネロプ。イスラ。ミカド。ベリッサ。
異邦人の耳には洒落たネコの名前。小猫のことをミヌーと言うそうだ。
1960年代の美容院だったというアパルトマンに住む黒白猫、ヴィルジル。 白いペルシャ、オテロは悲劇の将軍の名をオペラ愛好家につけられる。 八百屋の看板猫、クレモンティーヌは子供達のアイドル。 イザベルとジェニスは伝統に則ってオルガン弾きのおじさんに連れられる。 山脈の森の中からジャーナイストに拾われた、黒白のセヴェンヌ。 占い師の黒猫、フロリネット。小猫の弟子はタンタンとミルー。日本のマンガから命名されたミコ。 三毛猫のマヌーシュカは飼い主の職場、国民議会議事堂に共に通勤する。同僚たちの理解が羨ましい。 画家と共に船上で暮らすキジ白長毛猫のサム。右肩から胸元にかけて、毛がスカーフのようにたなびいている。 天涯孤独の男性は、施設に入るよりも猫のレオと路上で暮らすことを選ぶ。
日本の猫はタマ、トラはともかく、白、黒、キジ、ミケ、チビ、みーなどと猫や犬にしかつけられない名前がある。 ふらんす語にもそういった猫特有の名前があるのだろうか。

さいたま市大宮の猫カフェ
猫家のブログを見ていたら、猫実写マンガが面白い。2匹の猫のうち、1匹がバットを持つ。もう1匹が振りかぶって、投球フォーム! よくそのように見える写真を撮影なさったものだ。大宮、というと多分西武ファンであろう。

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by suezielily | 2012-05-04 18:52 | 猫書籍