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好きな日本文学ベスト10

1.「春の雪」三島由紀夫  2. 「一塊の土」芥川龍之介 
3. 「鵜の話」(「鳥の物語」より)中勘助  4. 「サラサーテの盤」内田百閒 
5. 「青鬼の褌を洗う女」坂口安吾  6.「蓼喰う虫」谷崎潤一郎 
7. 「瓶詰めの恋」夢野久作  8. 「砂の女」安部公房
9. 「二階」松本清張  10.「家族八景」筒井康隆 

春の雪(英文版)- Spring Snow (タトルクラシックス )

三島 由紀夫 / チャールズ・イ・タトル出版







さあ、困った。三島や清張の作品だけでベスト10挙げられそうだ。
乱歩といえば、小学生の頃初めて特定の作家作品を(子供向けリライトの明智小五郎シリーズとはいえ)全部読もうとしたし。
三島作品では短編のいくつかも好き(特に「女形」など)だが、完璧な内容に圧倒されて「春の雪」を。主要登場人物の3人がとにかく魅力的。破滅に向かって突き進む美しい男女の姿が圧巻。インドの王子2人のエピソードは不要な気もするが、学習院の描写はさすが。蓼科というお女中の不気味さと、月光院の門跡の気高さが対照的で面白い。
芥川作品を初めて読んだのは「トロッコ」だったが、それ以降「地獄変」などの王朝物を読み、衝撃を受けた。高校生の時に文芸部顧問が「蜜柑」を課題図書で読ませて、全員の反応が「『地獄変』などに比べて拍子抜け」というものだった。今になってその地味な作品群が面白く読める。特に「一塊の土」の姑の悲痛な独白が耳に残るかのようだ。
中勘助は同時代の漱石や和辻哲郎など、錚々たる面々がその「誰にも影響を受けていない」美しい文章に驚いたという。「鳥の物語」はどれもいい。擬音語、擬態語をこんなに美しく書いた小説は読んだ事がない。
人間が他の動物に変身しようとする際に、自分が人間であった事を忘れるであろう事が悲しいとは…。
内田百閒は詩的というか不気味な話が多い。 映画「ツゴィネルワイゼン」の原作は、ある夫妻と亡くなった親友とその妻と娘のお話。 ラストが特に怖い。 「一塊の土」の嫁姑もそうだが、夫が亡くなっているのに血縁ではない継子や姑に尽くす、昔の人は立派だ。
(以下、加筆予定あり)
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by suezielily | 2012-05-10 18:47 | 文学