猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介
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数年前に他局で同じ原作のドラマを見た。 小泉孝太郎、麻生祐未、津川雅彦など。 今回の沢村一樹、羽田美智子も良かったし、脇役達の豪華さと達者さも堪能した。 清張といえば役者達がこぞって出たがるらしい。さもありなん。
女中役でメガネをかけていた女優がまさか、麻生祐未!? ホムペでは脇役全ての名前が無かった。 彼女がヒロインを演じた時は、原作の上品さがピッタリの女性像だった。 小泉孝太郎も育ちの良さが滲み出ていて、男女の年齢差も原作にあっていた。
原作には出ない猫、Aショートヘアが登場する。麻生裕未が飼っているという設定。この猫の結末が…猫好きとしてはドラマとはいえ、憤ったものだ。
沢村一樹版では猫の登場はない。
先日放送された「市長死す」もそうであったが、良い役者が揃った大人のドラマであった。この小説は清張作品の中では推理サスペンスというよりは、普通の恋愛小説として読める。特に中盤の、AがBに、BがCに、CがDに、と登場人物が他の人と会う毎に彼らが徐々に転落の結末へ向かう、その時間の経過が凄い。
検事と人妻の(良く知らない人が見たら、一見)理想的な恋人同士に憧れる政治家の娘。彼女と親しい新聞記者は原作ではドラマよりも若いので(設定を変えたのは2時間ドラマの枠のためだろう)、その2人が段々仲良くなってくる。いずれ恋人になるのでは、と匂わせる描写で、救いようのない話に爽やかな印象を残す。
この題材、「滝の白糸」だっけ、よく知らないけど男性が検事なので犯罪に関わった恋人の女性が身を引く、というパターン。似てますね。
清張の小説は過剰な描写をしない事が時々ある。例えば、「砂漠の塩」ではヒロインの容姿については何一つ描かれない。それでも、夫や恋人ばかりかツアーで同行する旅行者や添乗員も彼女をちやほやする。それで相当の美女だと想像できるのだ。
同じ時間帯で「三毛猫ホームズ」が最終回なので困りました。どーでもいいドラマだけど、猫のシュシュは見たい。 ちらっと見た。 なんとラストでマツコDXが家政婦で登場。 ホームズは「猫村さん」だったのか!?
女中役でメガネをかけていた女優がまさか、麻生祐未!? ホムペでは脇役全ての名前が無かった。 彼女がヒロインを演じた時は、原作の上品さがピッタリの女性像だった。 小泉孝太郎も育ちの良さが滲み出ていて、男女の年齢差も原作にあっていた。
原作には出ない猫、Aショートヘアが登場する。麻生裕未が飼っているという設定。この猫の結末が…猫好きとしてはドラマとはいえ、憤ったものだ。
沢村一樹版では猫の登場はない。
先日放送された「市長死す」もそうであったが、良い役者が揃った大人のドラマであった。この小説は清張作品の中では推理サスペンスというよりは、普通の恋愛小説として読める。特に中盤の、AがBに、BがCに、CがDに、と登場人物が他の人と会う毎に彼らが徐々に転落の結末へ向かう、その時間の経過が凄い。
検事と人妻の(良く知らない人が見たら、一見)理想的な恋人同士に憧れる政治家の娘。彼女と親しい新聞記者は原作ではドラマよりも若いので(設定を変えたのは2時間ドラマの枠のためだろう)、その2人が段々仲良くなってくる。いずれ恋人になるのでは、と匂わせる描写で、救いようのない話に爽やかな印象を残す。
この題材、「滝の白糸」だっけ、よく知らないけど男性が検事なので犯罪に関わった恋人の女性が身を引く、というパターン。似てますね。
清張の小説は過剰な描写をしない事が時々ある。例えば、「砂漠の塩」ではヒロインの容姿については何一つ描かれない。それでも、夫や恋人ばかりかツアーで同行する旅行者や添乗員も彼女をちやほやする。それで相当の美女だと想像できるのだ。
同じ時間帯で「三毛猫ホームズ」が最終回なので困りました。どーでもいいドラマだけど、猫のシュシュは見たい。 ちらっと見た。 なんとラストでマツコDXが家政婦で登場。 ホームズは「猫村さん」だったのか!?
by suezielily
| 2012-06-25 15:21
| TVドラマ、movie