猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介
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小説家たちの休日 昭和文壇実録
川本三郎の文章と樋口進の写真が素晴らしい「小説家たちの休日 昭和文壇実録」という本に出遭った。
以下、その作家たち、65人。
永井荷風、野村胡堂、志賀直哉、谷崎潤一郎、里見弴、久保田万太郎、宇野浩二、久米正雄、広津和郎、佐藤春夫、吉川英治、獅子文六、小島政二郎、徳川夢声、佐佐木茂索、吉屋信子、大佛次郎、宇野千代、尾崎士郎、井伏鱒二、今東光、川端康成、川口松太郎、石坂洋次郎、大宅壮一、中山義秀、海音寺潮五郎、中野実、小林秀雄、今日出海、林芙美子、永井龍男、幸田文、丹羽文雄、舟橋聖一、伊藤整、石川達三、円地文子、平林たい子、坂口安吾、火野葦平、井上靖、井上友一郎、松本清張、中里恒子、田村泰次郎、壇一雄、吉田健一、戸川幸夫、源氏鶏太、新田次郎、柴田錬三郎、有馬頼義、水上勉、長谷川町子、藤原審爾、五味康祐、山下清、遠藤周作、司馬遼太郎、吉行淳之介、三島由紀夫、開高健、有吉佐和子、江藤淳。
カヴァーは三島由紀夫と石原慎太郎の二人の写真。慎太郎さん、三島の自決については狂気の沙汰とか何とか言わなかったっけ…あの当時、既に政界入りしていたのか?ご存知の方、ご教示を。
壇一雄の隣で微笑む「火宅の人」のモデルとなった女性の写真には衝撃。
「この1枚、約60年間隠していたが、このたび壇夫人の許可をいただいた」とある。
映画では確か、原田美枝子が演じた役だ。三田寛子や杉田かおるに似た、可愛らしい女性だ。
谷崎潤一郎の「蓼喰ふ虫」(英訳は”Some prefer nettle”)の、いわゆる細君譲渡事件については、谷崎の項でも佐藤春夫の項でも触れられていない。
大佛次郎や谷崎の項でも彼らの猫好きな事に触れている。川本三郎も猫が好きだからだろう。
三島由紀夫の項で、「少年時代の三島由紀夫は猫が好きだった。」以下、十一行に渡って三島と猫について書かれているが、これには私は懐疑的だ。
というのは、百閒、大佛、谷崎など猫好きな作家の著作と違って、三島作品に猫が大きな役割を果たす小説が無い?からだ。勿論、私も彼の全作品を読破したわけではないけれども、どの作家の作品を一番多く読んだかというと、その一人が三島であるので…。
「いや、ある。三島作品で猫が登場し、重要な役目を果たす」という小説や戯曲があれば、どなたかご教示を。
写真は地元の絵画グループの皆様のネコ画色紙。 参加者全員(30点程掲示されていた)が猫好きかどうかは不明。
以下、その作家たち、65人。
永井荷風、野村胡堂、志賀直哉、谷崎潤一郎、里見弴、久保田万太郎、宇野浩二、久米正雄、広津和郎、佐藤春夫、吉川英治、獅子文六、小島政二郎、徳川夢声、佐佐木茂索、吉屋信子、大佛次郎、宇野千代、尾崎士郎、井伏鱒二、今東光、川端康成、川口松太郎、石坂洋次郎、大宅壮一、中山義秀、海音寺潮五郎、中野実、小林秀雄、今日出海、林芙美子、永井龍男、幸田文、丹羽文雄、舟橋聖一、伊藤整、石川達三、円地文子、平林たい子、坂口安吾、火野葦平、井上靖、井上友一郎、松本清張、中里恒子、田村泰次郎、壇一雄、吉田健一、戸川幸夫、源氏鶏太、新田次郎、柴田錬三郎、有馬頼義、水上勉、長谷川町子、藤原審爾、五味康祐、山下清、遠藤周作、司馬遼太郎、吉行淳之介、三島由紀夫、開高健、有吉佐和子、江藤淳。
カヴァーは三島由紀夫と石原慎太郎の二人の写真。慎太郎さん、三島の自決については狂気の沙汰とか何とか言わなかったっけ…あの当時、既に政界入りしていたのか?ご存知の方、ご教示を。
壇一雄の隣で微笑む「火宅の人」のモデルとなった女性の写真には衝撃。
「この1枚、約60年間隠していたが、このたび壇夫人の許可をいただいた」とある。
映画では確か、原田美枝子が演じた役だ。三田寛子や杉田かおるに似た、可愛らしい女性だ。
谷崎潤一郎の「蓼喰ふ虫」(英訳は”Some prefer nettle”)の、いわゆる細君譲渡事件については、谷崎の項でも佐藤春夫の項でも触れられていない。
大佛次郎や谷崎の項でも彼らの猫好きな事に触れている。川本三郎も猫が好きだからだろう。
三島由紀夫の項で、「少年時代の三島由紀夫は猫が好きだった。」以下、十一行に渡って三島と猫について書かれているが、これには私は懐疑的だ。
というのは、百閒、大佛、谷崎など猫好きな作家の著作と違って、三島作品に猫が大きな役割を果たす小説が無い?からだ。勿論、私も彼の全作品を読破したわけではないけれども、どの作家の作品を一番多く読んだかというと、その一人が三島であるので…。
「いや、ある。三島作品で猫が登場し、重要な役目を果たす」という小説や戯曲があれば、どなたかご教示を。
写真は地元の絵画グループの皆様のネコ画色紙。 参加者全員(30点程掲示されていた)が猫好きかどうかは不明。
by suezielily
| 2012-12-25 19:30
| 文学