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コクトー「猫」

コクトーの詩「猫」 “Chat”より
 「火、見事な金魚が、  閉じた猫を眠らせた。  万一僕が不注意から、動いたりしたら、
猫は化けも出来るわけ。  古塔の糸車を  停めてはならない、 なぜかって、姫君に化けるくらいは  朝飯前のことだから。」
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コクトー詩集 (新潮文庫)

ジャン コクトー / 新潮社





コクトーの詩の中では特に有名ではないようだ。猫が姫君に化けるとは、面白い比喩だ。要するに、猫の眠りを妨げてはいけない、ということか? 一日十八時間も眠るという猫の性質をコクトーが知っていたかどうか分からないが、とにかく眠ってばかりいるということには気がついていたはず。多彩な人なので、文筆業の他に映画制作や絵画にも鋭い才能を発揮していた。猫を描いた絵もいくつかある。

ついでに、コクトーや他の詩人の好きな詩をいくつか挙げてみる。
ジャン・コクトー「平調曲」(堀口大學 訳)
時間という、鳴りの狂った時計をば欺いてやる目的で  二十種も詩風を変えて歌ってきた。
このやり方で避けてきた、称賛も、    さては高貴な酷評も。

「耳  ――カンヌ第五――」Cannes
私の耳は貝の殻   海の響きをなつかしむ 

アルチュール・ランボー「永遠」(堀口大学訳)
「もう一度探し出したぞ。/何を? 永遠を。/それは、太陽と番(つが)った/海だ。」
うーん、この訳よりも「見つかった。何が。永遠が。海が。太陽に溶け込む。」がいいなあ。誰の訳か分らないけど、ゴダールの映画「気狂いピエロ」のラストシーンで引用されたのがこの和訳でした。
...At the west of the house, just beyond the chestnut tree, in a paddock, where the pony used to be...
"Howards End "/E.M. Forster これは映画の中でV・レッドグレーヴの台詞。美しい英語でした、彼女の話し方も他の俳優陣と違ってちょいと古風でした。

毎日新聞4月7日版の連載「昨日読んだ文庫」は谷川俊太郎氏が寄稿。ルイス・キャロル詩集(高橋康也、沢崎順之助訳)の中の「不思議の国のなぞなぞ」について。
「 三人姉妹が 朝餉の最中 猫にいろいろあげました/上の娘はヒラメをひときれ 猫ちゃんとても嬉しそう/中の娘はサケをすこし これもたいしたご馳走だ/末の娘がニシンをやると 猫ちゃんさっぱり見向きもしない/そのわけ説明できるかな?」…ああ、原文が読みたい。

英語の語呂合わせでは日本語訳で答えは勿論、出ない。ニシンは英語でherring、つまりher ring(彼女の指輪)だから食べられない、というわけ。訳者の創作翻訳が揮っている。
「上の娘は靴下、中の娘は足袋、下の娘がもういちど足袋をあげたら猫がとびついた」そのわけは、もういちど足袋=またたび! ちなみに日本語の着物がkimonoとそのまま英語になっている。英語の足袋を調べたら、(a pair of) tabiとこれも、そのまま通用する。

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by suezielily | 2013-04-11 19:17 | 猫書籍