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金井美恵子「スクラップ・ギャラリー」

金井美恵子の「切りぬき美術館  スクラップ・ギャラリー」には、約30人の画家の作品の解説がなされている。
猫の絵もいくつか見られる。
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長谷川潾二郎、バルテュス(日本人の上品な奥様の生活がセレブ雑誌でよく紹介される)、ゴヤ、アンリ・ルソー、アントニオ・リガブーエ、モリス・ハーシュフィールドらの猫の絵。
初めて、知った画家が多い。
また、ルソーが猫を描いていたとは知らなかったし、ゴヤの描いた裕福な少年の絵は有名なのに、猫が左側に描かれていたことに気がついてなかった。
以下、「長谷川潾二郎   静かな家の猫たち」より、抜粋。
「薄塗りでグレーとエンジに塗られたキャンバスの布目が透ける背景に、幸福そうに満ち足りた寝顔と肢体で、まるで、何かとても気持ちの良い夢を見てうっすらとした微笑みを浮べているかのように、なんとも愛らしい様子で眠っている黒トラ柄の猫の絵を描いた画家・長谷川潾二郎のことを知ったのは、詩人の吉岡実が、それを<猫の絵の傑作>と言って教えてくれたからなのだが、一九六六年に描かれて『猫』と素っ気なく名付けられた絵のオリジナルを見たのは、ずっと後になってからだった。(略)洲之内徹のコレクションに入っているのは知っていたけれど、(略)長谷川潾二郎回顧展にも、その名前を『太郎』という、ずっと恋焦がれていた黒トラの絵は出品されていなかった(略)が、(略)そこでもう一匹の、というかもう一枚の猫の絵にめぐりあったのだから、」「『猫と毛糸』は一九三〇年の作品で、(略)灰色のビロードのクッションに前肢と後肢を伸して長々と寝そべっている白と黒のブチ柄の成猫になるちょっと手前の、生後五、六ヶ月くらいの猫と、(略)やや眼を細めて何かを見ているような猫は、毛糸玉にじゃれついて遊ぶのにあきたのか、それともこれから毛糸玉に跳びついて遊ぼうとしているのだろうか。(略)何年もかけて描かれたらしい柔らかくすべすべした毛皮や独特な形態を持つ猫性が、永遠のものとして飼主であり描き手の画家の愛情に包まれた『太郎』の微笑むかのような寝顔も『明るい均等の光線』に包まれているのだが、忘我のひんやりとした光の空間で、放心したような白黒のブチ猫のいる室内と、」  
途中で切ったのは猫の絵とは別の絵について書かれた文が続くので、あしからず。

 「バルテュス」の項より、抜粋。
「バルテュスという画家の存在を知ったのは、(略)『地中海の猫』で、(略)魚介料理店の壁画として描かれたもので、私は(略)バルテュスが猫と少女の画家であることを、現役の少女として直感したのだったが、」「一九三五年に描かれた自画像『猫たちの王』のバルテュスは、(略)自ら王(それも猫の!)と名のるのもうなずけなくない、いわゆる『貴族的』外貌の持ち主であり、(略)『地中海の猫』の、(略)猫の顔も、(略)バルテュス自身の顔なのだ。」
この本にある他の猫が描かれた絵は、以下のとおり。
ゴヤ「マヌエル・オソーリオ・デ・スーニガ」(=1788年頃、赤い服を着た三歳くらいの少年)、アンリ・ルソー「ピエール・ロティの肖像」(ロティは日本にゆかりのある作家)、「猫の肖像」(=1890~95年頃)、アントニオ・リガブーエ「猫とネズミ」、モリス・ハーシュフィールド「アンゴラ猫」(=1937~39年)

スクラップ・ギャラリー 切りぬき美術館

金井 美恵子 / 平凡社


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by suezielily | 2013-12-13 18:05 | 猫書籍