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四谷シモンの猫 

人形師の四谷シモン氏も猫がお好きだとは、この本を借りるまで知らなかった。
以下、「四谷シモン前編」の「天国のモヤ」より、抜粋。
「モヤは私の愛した大切な猫でした。モヤの生れた所は千駄ヶ谷の友人の家でした。
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親友のトンちゃんは大変な猫好きで、彼の家にはたくさんの猫がいます。それもほとんど、かおがワイドの、おにぎり型の猫で、モヤの両親も典型的なおにぎり型でした。(略)モヤが小さい時、私は、モヤの食物の中に野菜とか、骨とか、色々な物をみじん切りにして入れて食べさせました。そんな物を食べて育ったモヤは、身体がたぬきの様に大きくなり、どうしても猫には見えませんでした。

モヤは又、車が大好きで、どこへいくにもモヤを連れていきましたが、車のまどからじっと外を見つめているモヤは、本当にかわいいものでした。モヤにはもうひとつふしぎな特長があって、(略)それはハトの鳴き声と同じで、トゥルルル、トゥルルルときこえるのです。本当にふしぎな声で、私はこの声が大変好きでした。モヤは又、いつも遠くの方を長い時間見ている事がありました。(略)モヤは何を見ていたのでしょう。(略)はるか彼方に何があるのか、知ってしまったのでしょうか。(略)人の知らないこの世のはてを見ていたのかもしれません。」

 初出は「機会仕掛の神」(イザラ書房)と「猫の国からの挨拶」(すばる書房)だそうである。
入手したいのだが、絶版の可能性が高い。
 はるか彼方に何があるのか、知ってしまった…とは、私にはシモンさんが人形をお創りになるときもそんな体験をなさるのではないか、と思う。
 この本には彼の人形の写真や、イラスト、篠山紀信など十人の写真家が撮影したシモンさんも掲載されている。被写体としての彼も抜群の表現者である。俳優としては、私は久世さんが演出した向田邦子ドラマでしか見た事がないのだが。
澁澤龍彦氏が亡くなられたときの追悼文が美しい。別の機会に紹介したい。

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by suezielily | 2014-01-16 18:24 | 猫書籍