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追悼句の猫

嵐山光三郎の「追悼の達人」の「夏目漱石  漱石をけなした人々」の中に、漱石の弟子だった人々が詠んだ追悼句がある。以下、猫を詠んだ句を抜粋。
「『時雨れかかれ猫の墓又犬の墓』(久米正雄)





『猫が見し湯殿の中の朧かな』(鯱南洞)、『猫文鳥漱石山人寒さかな』(羅雲)、
『木枯や庭の猫碑に薄日さす』(東彩)、『猫と女と障子の中に木枯す』(滴水)、『猫の子の今朝貰われて炬燵かな』(巨鹿)、『猫の足に汚れし椽(たる)や冬籠』(沙小夜)、『座布団の猫と三味とや炭火飛ぶ』(快風)、
『古壁に猫の欠伸や榾の宿』(青雲)、『湯葉冷えて蒲団の裾の猫重し』(鬼子坊)、
『人と猫背くぐまり居る榾火かな』(素石)、『山茶花や亭後の日南眠る猫』(良圃)、
『寒梅や猫の塚ある庭の隅』(令貫)、『冬の夜を生き居る猫の眼(まなこ)かな』(菊楼)、『やりし猫の時雨るる家に戻りたり』(滴翠)、『白き猫の何嗅ぎ居るや冬の浜』(小提灯)、『凩や猫の病み居る為体(ていたらく)』(松雨)、『榾の火の消えて猫の目光りけり』(擣声)、『魔の影は猫にてありし冬夜かな』(金舟)、
『寒月や松影のさきの猫の影』(黄々)、『雪晴れや軒の雫に猫かえる』(芝人)、『冬の夜やただ眠る猫に母の縫う』(青魚)、『皿の骨嗅ぎ去る猫や灯陳る』(一点紅)、
『竈出ぬ猫を叱るや今朝の冬』(三楽)、『冬山の堂守に猫を請われけり』(童国)、
『黒い猫あからさまなる枯木かな』(十四郎)、『猫追うて乾鮭(からざけ)焙る炉辺かな』(鯱南洞)、
『猫の目に聳ゆる冬の土塀かな』(鯱南洞)
 
なかには漱石と直接面識の無かった人もいたのではないか、と嵐山氏は書いておられる。
追悼句は500余句もあり、そのなかの幾つかを本書で抜粋してあるのだが、嵐山氏が猫をお好きなのか(未確認)、こんなに猫が詠まれている。

どれも良い句だが、『座布団の猫と三味と』と、『皿の骨嗅ぎ去る猫』の句が不気味だ。
三味というのはまさか、三味線…? 句の分かる方、ご指摘ください。
皿の骨というのは、火葬(大正五年当時が、火葬か土葬だったのかは未確認)の後のことだろうか。
漱石を追悼する意味から離れているように思える句もある。単に「我輩ハ猫デアル」に敬意を表して、猫の語を入れたのであろうか。

近代文学館〈〔35〕〉吾輩ハ猫デアル―名著複刻全集 (1968年)

夏目 漱石 / 日本近代文学館 図書月販


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by suezielily | 2014-02-21 13:55 | 猫書籍