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柴田元幸「代表質問」

柴田元幸「代表質問 16のインタビュー」を借りた。
以下、目次の抜粋。
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[Ⅰ ちょっと短めに/テス・ギャラガー「生と死はつながっている」/リチャード・パワーズ『パワーズ、村上春樹を読む』/スチュアート・ダイベック「小説は挫折した詩、あるいは詩のDNAを隠している」/Ⅱ じっくり何度も話しました/村上春樹「『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を語る」/村上春樹「一九八九年の村上春樹」/バリー・ユアグロー「夢、ヤクザ映画、子供の目」/バリー・ユアグロー「桜とヤクザのいる風景」/ロジャー・パルバース「英日狂演滑稽対談」/ロジャー・パルバース「神のいらない時代のバイブル・ストーリーズ/Ⅲ 日本でいろんな人たちと/沼野充義「トランス・アトランティック・ドストエフスキー」/内田樹「『村上春樹にご用心』をめぐって」/岸本佐知子「柴田訳の秘密」/Ⅳ じつはインタビューじゃないインタビュー/ジョン・アーヴィングはこう語った……と思う、たぶん――柴田元幸・構成・架空インタビュー/あとがき/解説 福岡伸一]
 以下、「村上春樹『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を語る」より、抜粋。
「村――僕は六〇年代の半ばに高校生だったんだけど、当時『キャッチャー・イン・ザ・ライ』を読むことはひとつの通過儀礼みたいなものでしたよね。(略)だからなんとなく自然に読んじゃったんじゃないのかな。(略)あ、いや違うな。これ、クラスの女の子に勧められて読んだような気がする。(略)
――そのときどう思ったかは記憶してます?
村上――かなり昔のことなので(略)はっきりとは覚えていないですね。ただ、文体には強く惹かれたような気がします。(略)
とくに、出だしのところのたたみかけるようなクリスプな文体とかね。
――そのときは野崎孝訳で読まれたわけですか。
村上――当然ですね。(略)
村上――いや、実はそれから野崎訳は一度も読み返していないんですよ。(略)
原文に関しては、どこかの時点でパラパラとは読みましたね。(略)
村上―― (略)だんだんハード化していくというコースで……。(略)ジョルジュ・バタイユだとか、フォークナーだとか、ヘンリー・ミラーだとか、(略)ブローディガン、ヴォネガットみたいな(略)あるいはJ・G・バラードみたいな(略)
――つまり、『キャッチャー』はある意味で卒業するということですか。
村上――うん。武装闘争みたいなものが時代に入ってくると、やっぱりちょっとこれは、なんといってもブルジョアの……。
――お坊ちゃんの話だし。
村上――(略)そして「そんなに来なかったよ」とかしらっと言ってるわりには、不思議に心に深く強く残っているんです。(略)
あと、僕に『キャッチャー』を翻訳してほしいって希望する人が、僕のまわりにずいぶん多かったんですよ。友だちとか、編集者とか。一般読者からもそういうメールみたいなものはけっこう来ました。
村上――(略)僕としてはやはり文体上の関心が一番大きかったですね。古典……もう古典ですよね、本が出てから五十年だから。(略)
村上――野崎さんはフイッツジェラルドなんかもよくやっていらっしゃるし、ジョン・バースのものも好きだし、(略)訳も正確で、きちんとした文体を持った方だと思います。(略)
ある程度文学史的な重みを持つ本には、翻訳もいくつかの選択肢があってしかるべきだと僕は考えるんです。
 とくに『キャッチャー』の文体は終始きわめてコロキアル(口語的)なものだし、コロキアルな文章というのは、流行的、風俗的な要素を否応なく多分に含んでいます。」
この中ではやはり春樹さんへのインタビューで、お2人の信頼関係が伺われて面白い。
 
 本書の企画の中で、正直、解せないと思ったのがある。
亡くなったカーヴァーが「多分、こう言っただろう」という企画なら分かるけど、まだ生存中のジョン・アーヴィングの架空インタビューというのが、ちょっとね。
なお、柴田氏がインタビューをしている詩人で作家のテス・ギャラガーはレイモンド・カーヴァーのパートナーである。

猫びより 2014年 09月号 [雑誌]

辰巳出版


代表質問 16のインタビュー (朝日文庫)

柴田元幸 / 朝日新聞出版


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by suezielily | 2014-09-02 17:23 | 文学