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向田邦子「伯爵のお気に入り」

向田邦子の「男どき女どき」に収録された「伯爵のお気に入り」より、抜粋。
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「 左の耳たぶに一滴つけてみる。新しい香水を試みるときの私流のやりかたである。
わざと黙って坐っている。ソファで昼寝をしていた伯爵がうす目をあけた。ゆっくりと伸びをして立ち上がる。彼は気づいたのだ。しかし、安っぽく駈け寄ったりしてはプライドにかかわるから、わざと無関心をよそおって、テーブルの脚に身体をこすりつけたりしながら、退屈しのぎにやってきたぞ、といった顔で近寄ってくる。
 伯爵は雄猫である。タイのやんごとなき名門の出で、姓名の儀は、マハシャイ・マミオ。タイ出身の美女のチッキイ夫人のほかに、八王子には愛人も――なんだ猫か、馬鹿馬鹿しい、とおっしゃるなかれ。伯爵は匂いに関してはプロなのである。アジや煮干しの匂いにはしたなくも身を震わすが、女性の香料にもうるさい。いい加減な甘ったるい安香水に、彼は人を小馬鹿にしたような小さなクシャミをもって報いる。」
 幸田文に続いて、向田邦子で日本の女性随筆家の作風はパターンが決まったような印象を受ける。
マミオ伯爵は、邦子さんの妹の和子さんによると、邦子さんが亡くなった後はなかなか心を開かなかったそうだ。
 向田さん脚本のTVドラマで、特に印象に残っている場面が二つある。
小林薫と田中裕子という向田ドラマでお馴染みの俳優が夫婦を演じたドラマの中の一場面。
妻は、料理自慢。夫は若い女(洞口依子)と浮気をしている。愛人は、料理が得意ではないが、スーパーで買った惣菜を平気で彼の前に出す。男は、それを怒るどころか、「母(加藤治子)が保険の外交で忙しかったから、手料理よりも店で買った惣菜のほうがむしろ懐かしい味」と言うのだ。
妻の手料理をむしろ、うっとおしく感じているという逆説。
 別のドラマでこんな場面があった。母(これも加藤治子)は、厳しい姑にとても抑圧されていた。姑の生前、嫁である母が息子達の前で唯一、息抜きできる日があった。それは、年末の障子の張替えの日。
いたずら盛りの男の子たちに、嬉々として「古い障子を破いてもいい」と告げる母。
後年、息子たちが成人した頃。母の(認知症だったのか、精神に破綻をきたしたのか、うろ覚え)言動がおかしくなった。笑いながら障子を破る母に慄然とする息子たち…

向田ドラマとは関係ないが、最近のドラマを見て思うことがある。
たまたま、山崎豊子原作の昔のドラマを見たら、政治家を演じる俳優陣(西村晃など)を見て、本当の政治家や財界人のように見える容姿の方ばかりだということに愕然とする。
現在の俳優でそのように見える人が殆どいない、ということだ。
 たとえば、NHKの朝ドラマ「マッサン」について、週刊文春の連載で青木るえか氏が、「エリーさんが大正時代の異人さん、に見えない。今現在の人にしか」と指摘しておられた。
以前NHKで放送したラフカディオ・ハーンを演じたジョージ・チャキリスの名演と比較されては、ケイト・フォックスさんも気の毒ではあるが。
それはK・フォックスさんに限ったことではない。大正時代の日本人に見える俳優はただ一人だけ…西川きよしの義理の父を演じる中村嘉津夫。岡本信人はギリギリ、昭和の人には見える。
今の時代に昔のことを再現した映像を作りあげることは大変なことなのだろうけど。
 もう一つ気になることがある。
「花子とアン」は英米文学の翻訳家を主人公にしていたが、それに続いてアメリカ人女優が演じるスコットランド人女性をヒロインにした、という「グローバル路線」が続いていること。
Is it political strategy? If so, as both dramas achieved the highest audience rating, you can say NHK’s (or the government) conspiracy succeeded! Oh, my!

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by suezielily | 2014-10-11 17:50 | 猫書籍