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村上春樹「カラスに挑む子猫」

村上春樹の「村上ラヂオ2  おおきなかぶ、むずかしいアボガド」の中に「カラスに挑む子猫」というエッセイがある。
本文より、抜粋。 
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「 千駄ヶ谷の裏道を散歩していて、カラスにけんかを売っている子猫を見かけた。
大きなカラスが何匹か樹木の枝にとまり、一匹の白い小さな子猫がそれに向って挑みかかっていた。
(略)本格的な争いになったら、子猫に勝ち目はない。(略)
でも猫は真剣にうなりながら、果敢に枝を上っていった。(略)
カラスの側にはけんかを買うつもりはまったくなく、猫がやってくると『かあ』とからかうように鳴いて、(略)猫はめげずに別のカラスに挑むのだが、そのカラスもまた(略)適当に猫をあしらっている様子がありありとわかる。(略)
ときどき『おい、がんばれよ』と子猫に声をかけたりもした。(略)瘠せガエルを応援した小林一茶状態だ。
 相手が人間の子供で、僕が昔の剣豪だったりしたら、(略)『お前は(略)見どころがありそうだ。(略)供にしてやるから、ついて参れ』とか言うところなんだけど、(略)相手はただの猫なので、そういうこともできない。
何はともあれ猫は必死に追いかける。(略)まったく世間知らずの無謀な子猫だ。
でも考えれば、僕だって若い頃は似たようなものだった。
(略)僕にとってのカラスの群れとは、ひとことで言えば『システム』だった。」
社会的な枠組み、文学的な枠組み…に春樹さんはたとえている。
黒島伝治だったかな、「渦巻ける烏の群れ」(題名もうろ覚え)という作品があった。プロレタリアートの作家だから烏を「システム」にたとえているのなら、春樹さんの発想と似ているのかも。読み返したくなった。ちなみに黒島伝治には猫を書いた短編もある。

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by suezielily | 2014-12-28 17:44 | 猫書籍