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猫は魔術師

「『ねこ新聞』監修 猫は魔術師」の目次より、抜粋。
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「飼い主の修行……群よう子/私じゃだめ?……浅生ハルミン/猫と娘……浅田次郎/私は母猫か……石坂啓/『猫』と『ねこ』……高村薫/うちのネコ……小沢昭一/アイ・コンタクト……やまだ紫/プーコになったピョンコ……西木正明/吾輩も猫である……ジェームス三木/ああ、愛しのお猫さま……池田理代子/わが『猫』探偵帳より……半藤一利/漱石夫人と猫……半藤末利子/猫の政治活動について……赤瀬川原平/値札……出久根達郎/はじめての“お父さん”……藤田宜永/一年ののち……小池真理子/劇中劇の名優たち……加藤剛/沖縄のマヤ達……森南海子/猫じゃ猫じゃ……寒川猫持/わが友よ……新藤兼人/『人間らしさ・猫らしさ』……室井佑月/あの世から帰ってきた猫… …横尾 忠則/猫の大先生……阿木耀子/猫は偉大なり……松本零士/二猫物語……林えり子/お前が教えてくれたもの……水谷八重子/バラガイのシロ……やなせたかし/キスをする猫……松谷みよ子/私の守り猫たち……熊井明子/結婚祝いに子ネコを贈る……黒川鐘信/恋のために死す……海原純子/あとがき『ヒトはどうして猫を愛するか』……福原義春/出展/『ねこ新聞』紹介」
 このうち、ご夫妻で登場しているのが半藤一利、末利子氏と藤田宜永、小池真理子氏。半藤末利子さんは夏目漱石の孫。藤田、小池さんはともに直木賞作家である。
末利子さんはどちらかと言えば「悪妻」で知られる祖母の鏡子夫人が、以外にも歴代の猫たちを厚遇していた、という。
NHKBSで放送された「猫を愛した芸術家たち」の夏目漱石の項で、漱石を鶴見慎吾が、鏡子夫人を佐藤仁美が各々演じていた。仁美さんは今のように太る(失礼!)前だったし、パブリック・イメージの鏡子夫人にぴったりであった。
「数こそ増えたものの、鏡子が亡くなるまで柳の下の泥鰌は遂に見つからなかったようである。それを思えば、初代は何という傑物であったことか、と改めて感心させられるのである。」と末利子さんは締めくくっているが、そうだろうか。
ご主人の一利氏の近年の活躍。著作が映像化されていることであるし、夏目家か半藤家の猫のいずれかに福猫がいるのでは。
図書館に予約をしたら、蔵書になかったので県内の別の図書館から借りてもらった。裏表紙からめくった一頁目に、紙が貼り付けてあり、2009年3月4日を初め、2013年の6月15日まで9回借りられている。
図書館の蔵書にバーコードが添付されるようになってから久しいが、こういった用紙を未だ使っているとは。
何か以前に借りた人々と「この本、好き」を共有する気持になる。
この選集の中で、特にユーモラスな筆致の作品が黒川鐘信の「結婚祝いに子ネコを贈る」と海原純子の「恋のために死す」である。題名からして、興味をそそられる。
海原純子の「恋のために死す」より、抜粋。
「もう10年以上前のこと、ベランダづたいにお隣りと軒を接しているマンションに住んでいたことがある。そのころ同居していたのは二代目のねこのダダだ。(略)マーキングをせずに年ごろを迎えた。去勢手術に気が進まなかったのは、一代目のねこが手術の後体調を崩し若くして亡くなったからである。」
高名な心療内科医の海原氏にしては、医師の選択を誤った…というところだろうか。
「ダダが激しく鳴きはじめ部屋をかけ回り、(略)鳴き方がいつもと違った。(略)ガラスのむこうに濃いグレーのふさふさの毛並みの美しいペルシャねこが座っているではないか。(略)
わぉ、きれい、なんだ、なんだ、
とダダは走るし、(略)
 部屋は8階、(略)そこをぬけてお隣りからやってきたらしい。(略)お隣りの奥さんが(略)すみませーん、とゼスチャーしている。(略)奥さんが手招きすると、隣家のねこはなんとその手すりを伝って帰っていくではないか。
(略)美しいペルシャと出会ってしまったダダは、その日の夜からカーテンと部屋の壁の隅々にくまなくマーキングをはじめた。(略)
 連日のようにペルシャはやってくる。窓越しに二人はみつめあい、30分ほど滞在すると(略)ペルシャは帰っていく。(略)
ぱったりペルシャが来なくなった。
(略)お隣りの奥さんがねこの遺品なので使ってくださいと運んできたのだという。(略)この度はまことに、と話しはじめると奥さんは『はじめての恋でした』
と涙ぐんだ。(略)以前から(略)入退院を繰り返していたのだがベランダ越しの恋で急に元気になったのだそうである。」
悲恋のようであるが、このハナシ、笑えるオチがついているので、是非本書を入手してご一読を。
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モジリアーニ・スキャンダル (新潮文庫)

ケン フォレット / 新潮社


Klimt (Great Masters S.)


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by suezielily | 2015-04-06 16:54 | 猫書籍