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三島由紀夫「盗賊」

 三島由紀夫の初めての長編作品。
そう有名ではないのだが、好きな作品だ。
「新潮社 /2004年 06月 発売/214P 」
 
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子爵家の一人息子藤村明秀は母の旧友の娘に恋をするが、したたかな相手に翻弄されるだけに終る。やがて、傷心のあまり死を決意した彼の前に、男爵家の令嬢山内清子が現われる。彼女もまた恋に破れ、自殺を考えていた。二人は互いの胸の中の幻影を育てあうという“共謀”を始める...。
 明秀の失恋した相手の令嬢というのが、名だたる不良少女というか、彼の耳にはその不品行が届いていなかった。清子の相手にしても、そう。
そのプレイボーイ、プレイガールの立場で書いても面白かっただろうけど。
以下、本文より抜粋。
「 極端に自分の感情を秘密にしたがる性格の持主は、一見どこまでも傷つかぬ第三者として身を全うすることができるかとみえる。ところがこういう人物の心の中にこそ、現代の綺譚と神秘が住み、思いがけない古風な悲劇へとそれらが彼を連れ込むのである。」
「 又思い返してみて彼は自分をそれで瞞していた数々の見かけだおしの感情の底に、必ず甘味なものが流れているのを知った。今や彼は急速に結論に達しつつあった。自分の中の動かない親しい影に彼は見入った。
最後の逢瀬に敗れて、明秀は沙漠をゆく人が烈しい渇きに水を求める如くひたむきに死を希いはしなかったか。美子への恋慕があの瞬間に見事に死へのそれに切り替えられたということを、彼は気附いた筈だった。」
「 二人は黙って紅茶を啜った。その滑らかな熱さが咽喉をとおる感覚を明秀はふしぎな思いで感じていた。こうした感覚も今夜は失われるのではないか。彼は清子を見た。さまざまな脈絡のない欲望が彼に囁いた。そのどれもが叶えられる惧れのない強靭な潔らかさで澄み切っていた。」
 さっき70代くらいの評論家か誰かが、23歳の時の作品だから生硬だ、とかツイッターが出てきた。
やかましい、貴方がその年齢の時にあれだけのものが書けたか、ちゅうんじゃ。
それ以前の、14歳から18歳くらいの作家デビュー前の短編をいくつか全集で読んで、ぶっとんだ。
既にこんなに書けていたとは。
 多分、無関係だろうけど昨日のニュースで、70代の知人女性を襲ってお金を奪った同世代の男性の名前が徳大寺、というので三島の親しかった方と親類ではないだろうか、と想像して気が滅入った。
没落華族が家を売って、そういった古いお屋敷が高級な連れ込み宿になっている、といった描写が彼の作品にある。
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by suezielily | 2015-11-11 17:15 | 文学