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谷崎潤一郎「台所太平記」

谷崎潤一郎の昭和三十七年の作品である「台所太平記」より、抜粋。
なお、谷崎潤一郎全集は旧仮名づかいのまま掲載されているので、パソコンで変換できないこともあり、現代の表記にしたものもある。読めない漢字も多々あり、正確ではないかもしれない。正しい表記をご存知の方、ご教示を。
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 「 定は(略)殊に動物に対する愛情がこまやかで、犬猫の面倒をよく見ました。
いつたい動物を飼つてゐる家庭では、動物に理解のある女中を得ることが望ましいのですが、(略)犬を可愛がる女中はそれでもとき〲見受けますけれども、猫は大概な女中が厭がります。うつかりしてゐると(略)刺身や焼き肴に気を配つてゐないと浚つて行かれる、そのたびごとに(略)洗濯物が殖えたりする、内緒で猫を叱ると、猫は主人に云附け口をする、猫好きの主人は直ぐにそれに感付きます。下鴨の家には(略)『みい』と云ふ牝の日本猫がゐまして、磊吉夫婦も、(略)猫には眼のない連中でしたから、猫を愛してくれる定のやうな女中が来てくれましたことは、まことに有難いのでした。」
 「猫は主人に云附け口をする」とは、ユーモラスな表現だ。
――おや、どうした。みいや。元気がないね。
みゃあみゃあみゃあ。(尻尾をぴいんと上にたて、何やら主人に訴える)
なに、姐やに叱られた。それはいけないね――
…こういった状況だろうか?
 定さんが子供や動物達に深い愛情を示したのは、彼女の不幸な生い立ちの影響でもあったようだ。
「台所太平記」は、谷崎家、とくに松子夫人と再婚してからの昭和十年以降に仕えた女中さんたちの思い出を綴った小説である。千倉家、となっているが谷崎潤一郎宅である。
なかには仕事はできるが素行の悪い女性もいたようだが、おおむね働き者で、善良な方々に恵まれていたといえる。
華やかな世界に憧れた女中さんもいて、女優の高峰秀子(本文では、高嶺飛騨子)夫婦の家へ推薦されて勤めた方もいた。
高峰さんもエッセイの名手なので、その女性について書かれた文もあるかもしれない。未確認。
 
 原節子さんのご冥福をお祈りします。
ワイドショーでコメンテイターたちがたいして知らないので、勿論私も知らないのだから、ご存命の方から一回り年下でもいいから、誰かスタジオにお呼びしてお話を聞いて下さいよ!
司葉子、仲代達也、香川京子さん、山田洋次監督とか。
2歳しか違わないのに、水木しげるさんと違って、知っている方が少なすぎる。
 先日、たまたま横溝原作の「仮面劇場」の再放送を見て、司さんと池辺良さんが共演しておられた。
お年を召されてもお美しいお2人。テレビドラマの画ヅラじゃないんだなあ、やはり映画の大スター。

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台所太平記 (中公文庫)

谷崎 潤一郎 / 中央公論新社


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by suezielily | 2015-04-29 17:06 | 猫書籍