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三島由紀夫「影」

 三島由紀夫の短編小説「影」は昭和四十九年発行の新潮社「三島由紀夫全集12 小説Ⅻ」に掲載。昭和三十年代に「オール読物」に掲載された後、どこにも収録されていないとある。「色好みの宮」と「足の星座」も同様。
以下、本文より抜粋。
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「 すると猫があらはれた。
巨大な三毛猫でちやぶ臺の下から悠々とあらはれて、一度臺の上でのびをして、前脚で交互に二三度臺を引つかいてから、三人の女のうちで一等小柄な水色のスカートの上へ這ひ上つた。(略)
『お猫ちやんはいつも重ちやんの膝へ寄るね』
と小柄な男が言った。(略)
それから會話はしばらくのあひだ、二人の青年を無視して、猫のことばかりになつた。
『をぢさんつたら、いやね。お猫ちやんなんて』
『だつていかにもお猫ちやんつて感じぢやないか。ほかに呼びやうがないよ。名前をつけたこともない』(略)
『今まで留守居の間ね、お猫ちやんは私の膝に上らうともしないんだよ。(略)いかにも軽蔑するやうな目つきで私を見て、おしまひにちやぶ臺の下に入つちまふんだ。(略)
二階へ上ると、小宮も藤山も、階下の猫や初老の男のことはすつかり忘れてしまつた。」
書き出しは、「 東都大学の学生の小宮と藤山は、遊ぶときにはいつも御神酒徳利である。」である。五月の中ごろのある晩、三人の若い女と知り合い、意気投合した。彼女らに連れられて、ある住宅街の小さな家に案内され、家主らしい「をぢさん」に出会う。
登場する猫の柄が三毛というのが、なるほど、と思う。「繁殖力が強い」という話を聞いたことがあるが、何か多情な印象がある。
「色好みの宮」もそうであるが、英語訳にもなっている「百萬円煎餅」を連想させる。
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ロマン派から現代へ―村上春樹、三島由紀夫、ドイツ・ロマン派 (松山大学研究叢書 (第45巻))

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by suezielily | 2016-02-01 17:22 | 猫書籍