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ヘミングウェイ「海流のなかの島々」

 ヘミングウェイの「海流のなかの島々〔上〕」は沼澤洽治訳、新潮社。
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 ヘミングウェイの死後発見された遺作を妻であったマリー・ヘミングウェイによって発見され出版されることになったそうである。
 第1章「ビミヒ(Bimini)」、第2章「キューバ(Cuba)」、第3章「洋上(At Sea)」のうち、「キューバ」より抜粋。
「 猫は喉を鳴らしていたが、男には聞こえぬ程度の低い声である。(略)
『喉マイクを仕掛けているな、ボイシー』と男が言う。『どうだ、俺が好きか?』
 猫は男の胸をそっと揉むようにし、爪が男の厚い青セーターの毛糸をかすかに引きむしった。
(略)猫の重みには情がこもっており、喉の鳴るのが指先に伝わってくる。(略)
 猫は巡洋艦〈ボイシー〉にちなんで名づけたのだったが、大分前から男は縮めて『ボーイ』と呼んでいる。」
「 猫がごろりと横になり、撫でてくれと腹を向けるしぐさは、仔猫のころと同じである。あのころはこの猫も幸せだった。」
「 仔猫がカウンターに飛んできてハドソンの手に身をすりつけ、海老をせがんだのはこの時だった。
『あんたにはこの海老はでかすぎるぞ、ニャーゴ』(略)
仔猫はくわえて葉巻のカウンターに走って戻り、がつがつとたちまち平らげてしまう。
 ハドソンは仔猫を眺めた。黒白のまだらがきれいで、(略)舞踏会の仮面さながらの黒が走り、(略)唸り声をたてている。(略)
『パパ、あの猫連れてっちゃいけない?』息子の一人――今やハドソンが考えまいとしているあの子――が言った。(略)
『どうもありがとう、パパ。じゃ僕、車に連れて行って馴らすよ』
(略)
そして今、あの少年は(略)仔猫は(略)年老いた。お互い相手より長生きなどしたくないというのが、今の俺とボイシーの気持ちだな、と思う。」

「キューバ」には他の猫の描写もあるが、ボイシーの思い出はハドソン(画家として描かれているが、おそらくヘミングウェイ自身)の息子のそれと結びついていることもあり、特別なのである。
 
第3章は未読だが、ハドソンが仲間と秘密の仕事をしているらしく、それが明らかにされるそうだ。
Uボート(キューバ近海に出没するドイツの艦船)に関連した、政治的な働きのようだ。

作家で軍人としても活動したというと、日本では森鴎外がいるが…鴎外の作品で、軍での働きに関わったものはあるのだろうか?

Wikiによると、「4つ目のパートとしてヘミングウェイが書いた部分は後に"The Old Man and the Sea"(『老人と海』)として1952年に出版された。」ということだ。
ヘミングウエィ関連で検索していたら、女優の洞口依子(=猫好き)のブログにも行き着いた。
また、カクテル(の描写がヘミグウエィ作品に多い)の一種に「バカルディ」なるものがあることも分かった(←無知)。
さまーずの元の名前ではないか。そっちの名前のほうが好きだ、という人もいる。これは「海砂利水魚→くりいむしちゅー」も同様。
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猫びより 2017年 01 月号

辰巳出版

永遠の夫 (岩波文庫 赤 615-9)

ドストエーフスキイ / 岩波書店


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by suezielily | 2016-12-25 16:30 | 猫書籍