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保坂和志「地鳴き、小鳥みたいな」

保坂和志の「地鳴き、小鳥みたいな」のなかの「夏、訃報、純愛」より抜粋。講談社。
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12ページ。
「 ここに引っ越してきてすぐにグレイの長毛の猫がよく座っていた、長いシッポまで毛がふさふさで立って歩き出すとふさふさのシッポを幟旗みたいに立てた、(略)一区画離れたところをゆっくり歩いていた、(略)ちょうどこの時季にその猫を見るようになったわけだった、(略)長毛のその猫は人に見られても逃げたりはしなかったがさわれるわけでもなかった、(略)長毛のその猫とは親しくならずそのうちに見なくなったが道に人を警戒しない猫がいるのはうれしい、ここに引っ越してよかったと思った。」
「 死んだ友達の奥さんに『猫が死んだときみたいだった。』と私はメールしたら、『私の友達も一年前に死んだうちの犬のお葬式を思い出したと言ってくれました。』という返事が来た。」
 「キース・リチャーズはすごい」より抜粋。140ページ。
「 私はもう今から子猫を飼い出したらその猫を最後まで面倒見ることができない、部屋の中に子猫かそうでなくても二歳か三歳の若い無邪気な猫がいるのはどれだけ楽しいか、猫が元気に走り回ったり(略)猫は棚の上の物をわざと落とす、(略)だから猫は落としても割れない物を選んで落とす、猫がカーテンレールの上を歩く、自分であがったくせに降りれないと言ってニャアニャア鳴く、(略)落ちないかはらはらして私も妻も笑いがとまらない、あの幸福!
 日々接している猫たちに変調があると私はどうしてもその先にある猫がいない生活を思う、その気持ちを慰めるために、(略)ローリング・ストーンズを聴こうとしたりレッド・ツエッペリンも聴いた、(略)
ミルフォード・グレイヴスのドラミングの空間にいられる幸福。」
 保坂和志は、それほど売れている作家というわけではないのだが、常に大手出版社からハードカヴァーが出ている。
本作はエッセイなのか小説なのか、講談社の紹介文には「短編集」とあるのだが。
 「プレーンソング」については、英訳も出ているらしい。
Paul Warham
http://www.jlppgo.jp/en/translators/05 06 01.
HPより抜粋。
「Kazushi Hosaka is the standard-bearer of a group of writers that came together in the generation after postwar baby boomers like Haruki Murakami. The group might be called the "nothing much happens" school, and is supported by many young writers. The fiction they write consists of matter-of-fact expositions of daily life, without any notable occurrences.」
村上春樹のようなベイビーブーマーの世代、という紹介ね。「何も起らない」はあ、そうですね。
もう少し下が日本でのみ、「しらけ世代」いいますけど。ショーケン、桃井かおり、秋吉久美子。
そういえば、「誘拐報道」(ショーケンと小柳ルミ子の娘役が、高橋かおり)をTVで見てとても面白かった。南伸介が出ていたのが嬉しかったけど、これ、読売新聞のスクープだったのですね。それで「笑点」の司会だった彼が。
 「第三の男」もBSでラストの十分ほど、見た。残念!オーソン・ウエルズとアリダ・ヴァリにしか懐いていない猫、が出る場面を見たかったです…
それでも地下水道の場面や有名なラストなど、名画であることはわずかな時間で堪能しました。
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地鳴き、小鳥みたいな

保坂 和志 / 講談社


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by suezielily | 2017-01-05 16:19 | 猫書籍