猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介


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芥川龍之介全集〈5〉 (ちくま文庫)


猫に時間の流れる (中公文庫)

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カテゴリ:猫書籍( 200 )

「お富の貞操」芥川龍之介

高校2年の時、現国担当のK,古文漢文担当のY教諭という最高の組み合わせに恵まれた。 彼らの熱意ある指導の元、我がクラスは国語の平均点を常に80点を越え、10クラス中常に1位。 私にとっても得意科目ではなくなっていた。
K教諭が読書会を主宰し、参加したことがある。 複数の参加が見込まれることから、同じものが図書室に複数ある書籍に限られたのだろう、彼が選んだ題材は芥川の「蜜柑」である。 参加者の殆どが男性という中、ほぼ全員が「芥川と言えば地獄変などの王朝物しか読んだことがないので…」という遠慮がちな感想を述べた。K先生が一見地味な短編を選んだ理由を考えた者がいただろうか?今もって分からないのだけど。
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芥川龍之介全集〈5〉 (ちくま文庫)

芥川 龍之介 / 筑摩書房

三毛猫がオス?疑惑はどうでもいい。明治間もない頃の一日の風景を鮮やかに切り取った芥川のうまさ。

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by suezielily | 2012-06-01 13:50 | 猫書籍

平出隆「猫の客」

「このカード使えますか?」ジャスコ内にある福家書店で尋ねた。 イオンカードを貰ったので書籍が買えるなら、と思った。 店員の答えは「使えますよ」…この機会がなければ、河出文庫「猫になりたいフェアー」で数冊の猫関連本が書棚に並んでいることに気がつかなかったかもしれない。 そして新たな作家との出会い。
もう1冊、以前図書館で単行本を借りた稲葉真弓「ミーのいない朝」と共にカウンターで求める。 福家書店はなんとおつりを載せるゴムトレーに人気ブログ猫「まこ」の写真を使っている。 店員は私の「それもください」視線に気がつかなかったようだ。

猫の客 (河出文庫 ひ 7-1)

平出 隆 / 河出書房新社

隣の飼い猫に遊びに来られて仲良くなった夫妻が隣人にはそのことを告げていなかった。そこから先は読んでいない人には失礼なので書きませんが。。。

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by suezielily | 2012-05-31 10:41 | 猫書籍

稲葉真弓「ミーのいない朝」

猫サロンに行くにゃー。前の写真でスミマセン http://africansafari.blog.egoism.jp/
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ミーのいない朝

稲葉 真弓 / 河出書房新社


図書館で稲葉真弓「ミーのいない朝」の単行本を借りた。その後すぐに閉架に押しやられたので、私の他に借りた人がいたかどうか。 河出文庫「猫になりたいフェアー」で数冊の猫関連本が書棚に並んでいる。
その中に稲葉さんのこの作品があった。 文庫が出ていたとは。 猫ブームであるから、彼女に再度スポットが当たれば良いなと思う。

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by suezielily | 2012-05-30 17:48 | 猫書籍

小林一茶の猫

岩波文庫の 「新訂 一茶俳句集(丸山一彦校注)を借りた。 寛政、享和、文化、文政の27歳から64歳までの句を収録。一茶が猫を詠んだ句は数多いという。 宝暦十三(1763)~文政十年(1827)年の生涯で何匹の猫と出会い、句に詠まれたのであろう。 
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by suezielily | 2012-05-27 18:54 | 猫書籍

猫に時間の流れる

カンバセイション・ピース

保坂 和志 / 新潮社

単調な会話と共同生活と猫とベイスターズの応援。

スコア:

カンバセーション・ピース」。
保坂氏の作品で最初に購入したのは

猫に時間の流れる (中公文庫)

保坂 和志 / 中央公論新社

初めて読んだ保坂作品。大島弓子のレビュー含めて1つの作品。「なんでもない日常で、猫がホトホト歩いて行って、」度忘れしたけど覚えたくなる名文BY少女漫画の巨匠。それを書く気にさせた保坂さんが凄い!

スコア:

「猫に時間の流れる」。
漫画家の大島弓子氏が単行本に書いた帯推薦がそのまま文庫本に掲載されている。
表紙の猫チャーちゃんに惹かれ、福岡のVヴァンガードにて購入したのが保坂文学にハマったきっかけであった。

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by suezielily | 2012-05-26 18:47 | 猫書籍

青木るえか「猫の品格」

週間文春のテレビ表で鋭い意見を書いておられる青木るえか氏。
本書は文藝春秋からの新書。2009年4月20日第一刷。
書き下ろしということのようだ。
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by suezielily | 2012-05-24 18:59 | 猫書籍

講釈師の猫

ポプラ社の百年文庫「秋」より、正岡容「置土産」
容と書いて「いるる」と読む。このユーモラスな短編小説に本物のネコは一場面にしか出てこない。
若い講釈師の万之助は、加燕先生の名高い「鍋島の猫」の芸を伝授してもらいたい。万之助は師匠の借金や急死した女中の葬式の世話までしてやる尽くしよう。師匠は出鱈目ばかり言って中々教えてくれない。
「善人が出る、悪人が出る、毒婦が出る、孝子が出る、」「ところがこの山寺の出合はな、そんな筋は一切ねえ。」「化猫ばかりだ。そいつが徒党を組んで、いざ鍋島様へ祟りに行こうってただそれだけの所なんだ。」「従ってほんとうの芸で聞かすよりねえ。」
そのほんとうの芸とは…「次第々々にその手を表へ返し、片っぽの手も表の方へ出して前肢のような格好に置くと、」「だらしないしなびた目が、一ぺんに鈴を張ったように、大きく澄んでかがやいてきている。」のは、白雪のように真白な一匹のふっくらとした飼猫。「目が三角形に尖りだし、」「夜光珠のような艶を放って不気味な」黒猫。「すこしも艶のない毛を透かして肋ら骨のうかがわれるような」病猫。甘えている猫は「口をおちょぼに小さく結ぶと、」「両の目を細く」「ゴロゴロ咽喉を鳴らせ」て身体をこすりつけんばかり。「顔へ大きく横皺を入れ」「平たい顔へ横縞が大きく無数に入り乱れて、虎斑の入った」虎猫。十二一重を着た「口が耳まで裂け」「普通の人間の目の三倍くらいの大きさの目が、ハッタと天地を睥睨して」「シッカリ空間へひろげて曲げた右腕のあたりには、金絲銀絲の綴絲もよれよれに、春や昔のかすかな光りを音に立てている古い悲しい十二一重の方袖が、妖しく美しく戦いて」いたという化猫の親玉。
見事な描写である。特に十二一重猫の妖しさ、艶かしさ。作者の観察眼の確かさは、相当の猫好きだ。この作品は直木賞候補にあげられたそうだが、文壇的には不遇だったという。
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by suezielily | 2012-05-04 18:52 | 猫書籍

新聞小説の猫

毎日新聞に桐野夏生の「だから荒野」が連載中である。
桐野さんの小説というと、週刊文春連載中から「グロテスク」を読んでいた。東電OL事件を題材にした小説やルポは多い。
良く似た事件が米国でもあったらしく、「Mr.グッドバーを探して」という映画があった。
「東京島」や「残虐記」など、桐野作品は怖いものが多い。
「だから荒野」は彼女にしては普通の話である。
連載当初、引きこもりの次男が出てきた。同じく毎日誌上に連載された林真理子「下流の宴」を思い出したが、彼を中心にした話ではない。
誕生日を家族と美味しいお店で、と自ら企画した40代の専業主婦、朋美。彼女がネットで予約した店を実はネット上の「グルメブロガー」の夫は気に入らない。長男は来たが、次男は来ない。贈り物も無く、飲みたがる夫のために妻が自ら「ママタク」を繰り出すハメに。精一杯のお洒落もけなされ、面白いわけがない。些細な齟齬の積み重ねで朋美は先に帰る、と言い出し車を持ち出した家出をする。
そこから、長崎にいる元彼に会いに行くという一人旅が始まる。
夫と朋美の性格の違いは「猫」にも現れる。夫は猫が大好きで飼い猫を可愛がるが、朋美には茶虎は懐こうとしない。
車で高速道路(夫のETCを勝手に使う)のサービスエリアに止まり、食事中に白い野良猫に会う。ホットドッグのウインナを分けてやる。SAで猫には良くお目にかかるので、この辺の描写を見て、桐野さんも猫が好きなのかな、と思った。金子しずかの挿絵もいい。
美男美女の作家夫妻である藤永、小池さんが猫を抱いている姿も想像できるが、キツめの美人の桐野さんにも似つかわしい。

スタインベック短編集 (新潮文庫)

スタインベック / 新潮社



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by suezielily | 2012-04-17 18:35 | 猫書籍

ブランケット・キャッツ

新聞の日曜版に「獅子王」という連載中で、初めて重松氏の作品を読んだ。同じ毎日新聞誌上で篠田節子の「銀婚式」がジェットコースターのように目まぐるしい展開であったので、その後の連載となった重松氏の小説は少し地味な印象を受けた。
しかし回を進む毎に面白くなってきた。
図書館で猫を題材にした「ブランケット・キャッツ」を見つける。
レンタル猫を題材にした内容の短編集。連載中はasahi.comで掲載された様子。
レンタル猫については、あるブリーダー兼猫カフェが実際にビジネス展開したことがあり、ネット上ではどちらかと言えば否定的な反応であった。作者はペットショップが猫を二泊三日貸し出しする業務そのものを小説の中では特に肯定も否定もしていない。ショップ店長は猫を借りる客の審査や貸し出し後の注意事項に慎重である。この業務形態の是非については小説の重点ではないから。

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by suezielily | 2012-04-04 19:10 | 猫書籍

谷崎潤一郎「ねこ」

谷崎潤一郎「ねこ」より 
「そこへ行くと猫の鼻は理想的です、長からず短からず、ほどよき調和を保つて、眼と眼の間から、口もとへスーッとのびる線の美しさは何とも云へない。中でもペルシャ猫のが一等よろしい。あんなにキリッと引緊つたいゝ顔をした動物が他にあるでせうか。」

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by suezielily | 2012-03-29 19:30 | 猫書籍