猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介


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カテゴリ:猫書籍( 220 )

「ノラや」は私小説なの?

内田百閒の弟子の一人で、出版社「鉄道日本社」の創立者である雑賀進氏の「実説 内田百閒」(論創社、51頁に渡る表題作の初出は「小説新潮」昭和46年12月号)に「ノラや」について書かれている。
「 敗戦後いろんな辛酸を経て東京に復帰できたのは二十一年のくれであって、翌年春、西神田の小学校前の焼跡を二十坪ほど苦心の末手に入れ、事務所兼住宅のバラックを建てた。バラックの玄関前に百閒先生が立たれたのは、たしか二十二年のくれころであったと思う。」…この描写で黒澤明監督の「まあだだよ」のシーンが浮かんでくる。そうか、映画の中でノラ失踪の際に校門前で児童達にも迷い猫のチラシを配っていたのは、小学校が近かったからなのか。

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by suezielily | 2012-12-05 19:23 | 猫書籍

「猫」久坂葉子

E・A・ポーの「黒猫」や有吉佐和子の「華岡青洲の妻」など、猫が登場する小説で読んでいて怖いと感じる作品もある。ネタばれするので詳細は書かないが、猫が好きな方は怖くて読めないような箇所にお目にかかる。が、おはなしである。架空の物語である。
「華岡青洲の妻」は江戸時代の医師が、外科手術のために世界で初めての麻沸薬(麻酔薬)を開発し、その実験のために多くの犬猫が使われ、ついに嫁姑が自ら人体実験を申し出る…美談の影に激しい嫁姑の争いが隠れ、徹底的な取材と膨大な資料の読み込みで知られる有吉佐和子が、その才能と想像力を終結させた名作である…が、犬猫の麻沸薬の実験の描写は、実際にあった事には違いなかろうが小説の中の出来事だ。
何が言いたいのかというと、久坂葉子の「猫」は私小説の体裁であるから、「ほんとうに起きた事」の確率が高い、そこが「黒猫」や「華岡青洲の妻」よりもああ、怖い!と思わせるのだ。
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by suezielily | 2012-11-22 19:05 | 猫書籍

柴田よしき「猫と桃」

猫探偵正太郎とバツ1のミステリ作家の桜川ひとみのシリーズ。猫探偵「正太郎の冒険② 猫は聖夜に推理する」に収録。初出は「小説宝石」2012年9月号。
作品中、名前もつけられていない22歳の、福島出身の女子大生が主人公。そこそこ美人らしい描写で、プライドも高い。バブル崩壊後10年。マスコミ関係へ就職志望だが、なかなか就職が決まらない。若さと美貌を利用して、水商売のバイトをしていたが、そこで知り合った上場企業の平取締役、40代の既婚者の柳沢孝一。感じも悪くなく、モテるし、振る舞いも連れて行く店も洗練されている。マスコミにコネのある彼に頼るか。

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by suezielily | 2012-10-25 19:06 | 猫書籍

歌人葛原妙子の猫

葛原妙子なる歌人について、寡聞にして知らず…その歌を見る限り、なかなか華麗でデカダンな作風だ。
森岡貞香 監修の『葛原妙子全歌集』によると、「戦後短歌史に燦然と輝く孤高の歌人、葛原妙子の豪奢にして玄妙、華麗にして破格な文体、大胆な歌柄の中に内面の飛躍と感覚の明滅を持った作品」ということである。
猫がお好きだったようで、猫を詠んだ歌を抜粋する。
葛原妙子 未刊歌集『をがたま』より
「蹠の やはらかき者 立ちどまる 風ならざるも 猫ならざるも」「猫の耳 ちかづきたれば ひらきたる 猫の耳の なかを覗きぬ」「猫と犬 ちひさき池の ほとりにて 出あへる星の 夜をあやしまず」「もの云はぬことのよきかも振り返る猫をりて何もみつめてをらず」「うちつれて吻黒き猫ひるがへり空の青みのなかにぞ入りぬ」「路地奥に猫出でてゐる蝕の夜や一尾にあらず二、三尾ならず」
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by suezielily | 2012-10-16 18:46 | 猫書籍

男と猫の完全犯罪

NEKOミシテリー傑作選「ねこ!ネコ!猫!」なる本を借りる。 7人の作家の短編集。当然のように、ミステリーと恋愛小説の女王・小池真理子の名前がある。 「共犯関係」という短編。
駅の近くに小さなカウンターバーを経営する耕平は美しく控え目な妻・瑠璃子の死後、三毛の美しい猫の名前を「チビ」から「ルリコ」に変えた。
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続くニャ
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by suezielily | 2012-09-09 19:16 | 猫書籍

猫替え歌

マジカルキャット(マジンガーZ)
部屋にそびえる 黒猫の城 スーパーにゃんこ まっ黒の猫
無敵のちぐらは 隠れるために 中を覗けば パンチがドーン!
伸びた爪で 研ぎ研ぎパンチ 今だ 出すんニャ ブブッとフレーメン
まっ黒の まっ黒の マジカル キャーット!
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続くニャ
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by suezielily | 2012-09-07 15:57 | 猫書籍

安部公房の猫

「水中都市・デンドロカカリヤ」には11の短編を収録。その中に「空中楼閣」という作品がある。
失業中のカラキ君はある日、アパートの前の電柱に貼られたビラを目にする。袋小路になっているアパートの前に貼られているので、アパートの住人を対象にしたものらしい。「求む工員 空中楼閣建設事務所」とある。胡散臭いが、失業保険が切れてしまう身の上としては、いたしかたない。空中楼閣とは何だろう。不可能なことを頭の中だけで設計することだ。建物、脳病院、料理屋、条件なしの空想。事務所から何か通達があるだろうか。部屋を開けると使者と行き違いになるのを恐れ、部屋にとどまることにしたカラキ君。よそゆきの身支度をして。椅子が一つしかないので隣人の、気象台に勤めているK君に借りる事に。K君は「気象台は空中楼閣建設事務所の研究室」だという。彼は前からそこに務めていたのだ。行ける所までいってみよう、多分行きつける。カラキ君は外出することに。すると。
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by suezielily | 2012-08-21 11:06 | 猫書籍

パンドラの香箱を開けたら、猫好き作家

保坂和志の「猫に時間の流れる」の書評は、未完成というか不十分なままUpしている。 猫ブンガクの中では別格で、いずれ改めて完全稿を書きたい…書けるか? 
まず、題名からして「ヤラレタ」と思う。 「に」「の」という助詞が変わればどう違うか、という文章もHPに書いておられる。 保坂氏の公式HPは、他に管理している方がおられるようで、大変素晴らしい内容。 読者が投稿できる掲示板(その名も「掲示保板」)もあり、投稿内容によっては保坂氏自身が応えてくれることもある。HP題名は「パンドラの香箱」。勿論、パンドラの箱、と猫が香箱を組むに掛けた題であろう。 著作の一部や猫の写真もHP上にUPしてある。 著名な作家のサイトの中では珍しいくらい、完成された内容。
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"保坂和志"
http://www.k-hosaka.com/
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by suezielily | 2012-08-17 19:08 | 猫書籍

好きな猫小説ベスト10

1. 「猫と庄造と二人のをんな」谷崎潤一郎 2. 「猫に時間の流れる」保坂和志 
3. 「お富の貞操」芥川龍之介 4. 稲葉真弓「ミーのいない朝」 
5. 「猫の客」平出隆 6.「ブランケット・キャット」重松清 
7.「愛撫」梶井基次郎 8. 「柩の中の猫」小池真理子 
9. 「白猫」 大佛次郎 10. 「贋作吾輩は猫である」内田百閒 
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ベスト10を選んだ理由はコチラ
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by suezielily | 2012-08-10 19:13 | 猫書籍

猫と庄造と二人のをんな

 谷崎の作品中、映画化されたりした有名作品の中では愛すべき小品、といった趣。この作品も森繁久弥氏主演で映画化もされている。
夫と元妻、現在の妻の三角関係、あるいは夫の飼い猫リリーを併せての四角関係。
小説は庄造の元妻・品子が現在の妻である福子に宛てた手紙の文章から始まる。

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by suezielily | 2012-08-09 14:32 | 猫書籍