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ソ連崩壊後のFigure Skate

何やら仰々しい題だが、重厚な記事を書くには知識も足りないので大好きなペトレンコとウソワ組に絞って。
雑誌で知り合った方に、彼らの欧州選手権や米国で放送された世界選手権のVTRをダビングして頂いた。
ペトが3、4シーズンも同じSPやフリーで滑ったのだが、当時は「もうー。マンネリ」と失笑していた。 しかし、英語でソ連の崩壊についてのアナウンスを聞いているうちに、思った事がある。 ウクライナの選手にとって、ロシアよりも練習場所や時間の確保に腐心したのではないか、という想像に到った。 新プログラムだと練習時間も多くとられる。それゆえ、同じ内容で五輪まで続けたのではないか、と。
ペトレンコの当時のフリーの出だしはウクライナ民謡だが、そのパートを私は「ペトのテーマ」と呼ぶ。 EXのクイーンの曲もしかり。 前方に足を振り上げてのスパイラル(他の男子がやっているのを見た事がない)が元祖ナルシス王子! 
ウソワ組の事も大好きだった。ズーリンが同胞のグリシュークと浮気してマイヤと離婚した時は悲しかった。

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# by suezielily | 2012-04-11 18:24 | 野球、baseball

男子フィギュアの技術革新

男子のフィギュアスケートの、特にジャンプの技術の進歩ぶりはすさまじい。
先の世界選手権でも、正確な人数は知らないが、15人はSPフリー共に4回転を決めたのではないだろうか。
五輪の優勝者に限って、その変遷を追ってみる。

カルガリー五輪。「ブライアン対決」で勝ったボイタノは3アクセルを決めた。2大会で銀メダル(カナダ男子のジンクスはここに始まる)のオーサーと同じくフリー曲は「カルメン」。ちなみに女子の1、3位選手もカルメン対決であった。
雑誌で知り合った方にサラエボ五輪のVTRをダビングして頂いたが、私の大好きなサボスチック選手も既にTアクセルを決めていた。

アルベールビル五輪。世界選手権で4回転を決めていたブラウニングの後塵を拝していたペトレンコが「万年2位」の汚名返上。SP、フリーでTアクセル+Tトウを決めたのは彼だけであった。
リレハンメル五輪。ボイタノがプロの競技会復帰を実現させ、多くのプロ選手が参加した華やかな大会。
3カテゴリーのプロはフリーの最終グループで滑ったが、男子プロは叶わず。よって、ボイタノ、ペトレンコ、プロではないがブラウニングが史上最強の第3グループを演出。1、2位は4回転を温存したとはいえ、競技会で跳べる選手達であった。

長野五輪。クーリック選手が五輪で初めて4回転を決めて金メダル。フリー曲の「Rhapsody in Blue」は後年、ライサチェック選手が同じ曲で優勝したこともあり、ガーシュウィン(金選手も他の曲で優勝)は選手達にとって縁起のいい作曲家といえるかも。

ソルトレークシティ五輪。ヤグーディン選手が4回転を連続ジャンプも含め、2回フリーで決めて優勝。
フリーで全てのジャンプを飛び終わった後に直線のステップを華やかに決める、という演技構成を定番化させた。また、タラソワ、モロゾフといったダンス関係者がフリー選手を指導。男子の金メダルはその3者の化学反応によるもの。

トリノ五輪。プルシェンコが金メダル。SP、フリーで計3回の4回転ジャンプを跳ばないと最早男子の優勝は無い、という時代に突入。採点方法も6.0満点から現行ルールに移行。
バンクーバー五輪。優勝は4回転を跳ばなかったライサチェク。プルシェンコやプロのストイコ氏らが「4回転論争」を展開。

…というわけで、男子は非常に分かり易く技術革新を遂げている。スポーツとして面白い。
女子は残念ながら、進歩しているとは言い難い。

浅田選手の3アクセルの成功率が低い事が気になる。伊藤みどり選手は、私の記憶では競技会で3アクセルを失敗したのは2回。91年世界選手権でSP、フリー共に失敗して、米国勢に表彰台を独占された。
翌年の五輪でも、フリーで2回のジャンプのうち、1回目は転倒している。プロ入り後、長野五輪を目指して一時復帰した世界選手権でも両足着氷であり、結局五輪復帰は実現しなかった。
この驚異的な成功率、「みどりが男でなくてよかった」とオーサーに言わせた、真骨頂。ギネスに記録されるのは誰が最適なのか。

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# by suezielily | 2012-04-11 18:20 | 野球、baseball

野球とFigure Skate

出身中学が後にプロ野球の、それも捕手を2人も輩出した野球の名門であった。彼等は私よりも下の世代だが、私の2学年先輩が全国大会に進むほど、野球部は学校のスター的存在だった。その影響で私も高校野球は好きだった。プロ野球のファンになったのは99年にホークスが優勝した頃から。南海時代からのファンである父の影響もある。それ以前は特に関心も無かったが、西武が強い印象はあった。

88年の全英決勝を見て、Sエドバーグ選手を好きになり、テニスファンの時期もあった。彼やマルチナ様の美しいサーブ&ボレー。スポーツにも芸術的傾向を求める傾向にある。野球にしても盗塁を決め、華麗な守備の野手や美しいフォームで投げる「主演男優であり、女優」の先発投手に惹かれる。

Figure Skateのファン歴はプロ野球よりも長い。最初に好きになったのはDビールマン選手。
ベステミノワ&ブキン組、Jサボスチック選手など。以来、好きになるのは(勿論日本選手も応援するが)徹底して欧州寄りである。

これは音楽では英国のロック、映画は欧州である好みにも共通する。

一番熱を挙げて応援したのはペトレンコ、U&Z、伊藤みどり選手。男子ではキャンデロロ、クーリック、ヤグディン、本田、高橋選手などもいいが私にとってはペトレンコを越える人はいない。ほぼ同時代に活躍した事も含め、U&Z、伊藤選手についても同様。

ビールマンが北米のプロ大会で米国の選手に負けた時、「私が欧州人だから」と言った。
それを知りつつ「分かる人にだけ分かればいい」といった欧州色の濃い演技を続ける、それがカッコ良かった。

プロ競技では北米寄りの演技をする欧州勢が多い。サボスチックはプロのショーではあの幽玄華麗さがなりを潜め、分かり易い派手さになったのが残念。

コストナーはビールマンに私が感じた印象に一番近い選手。年齢的にプロ入りが近いかもしれないが、どうか彼女らしさを無くさないでほしい。

現在の競技会では特に強い思い入れのある選手はいない。

あまりフィギュア記事を書かないのは、近年の、特に浅田選手の女性ファンが怖いから。
特定の選手の為にルール改正を願って署名運動などと、もう理解の範囲を超えている。

もし、巨人ファンが「『飛ばない』ボールと、セリーグから予告先発制度を廃止」の署名を始めたら、私は彼等をますます嫌いになるだろう。(これは妄想ですので、本気にしないように)

観戦していて一番好きな競技は、日本の野球である(MLBには興味無し)。
Blog題にもあるように一番興味のある事はスポーツではない。フィギュア記事はそんなに書かないの
で皆様、期待しないで下さいね。

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# by suezielily | 2012-04-11 18:16 | 野球、baseball

ブランケット・キャッツ

新聞の日曜版に「獅子王」という連載中で、初めて重松氏の作品を読んだ。同じ毎日新聞誌上で篠田節子の「銀婚式」がジェットコースターのように目まぐるしい展開であったので、その後の連載となった重松氏の小説は少し地味な印象を受けた。
しかし回を進む毎に面白くなってきた。
図書館で猫を題材にした「ブランケット・キャッツ」を見つける。
レンタル猫を題材にした内容の短編集。連載中はasahi.comで掲載された様子。
レンタル猫については、あるブリーダー兼猫カフェが実際にビジネス展開したことがあり、ネット上ではどちらかと言えば否定的な反応であった。作者はペットショップが猫を二泊三日貸し出しする業務そのものを小説の中では特に肯定も否定もしていない。ショップ店長は猫を借りる客の審査や貸し出し後の注意事項に慎重である。この業務形態の是非については小説の重点ではないから。

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# by suezielily | 2012-04-04 19:10 | 猫書籍

高橋のブルース、パトリックのアランフェス

2012年フィギュアスケート世界選手権。
女子のSPの上位3人。トリプルトウ+トリプルトウの争いだったことが、正直物足りなかった。金、安藤選手が優勝した時はトリプルフリップに、最低でも2トウか2ループという組み合わせだったから。彼女等は2ndジャンプが3回転を決めた時もある。私の記憶ではトリプルトウ+トリプルトウを誰よりも高く飛距離もあって、2ndジャンプが高かったのは伊藤みどりである。トリプルトウはジャンプの中では難易度が低い、とされている。
伊藤選手がTフリップやルッツのコンビネーションを跳ぶ事が少なかったのは、彼女に天下の宝刀…Tアクセルがあったから。全盛期にはTアクセル+2トウという構成をSPで成功させた。その頃からすると、女子の技術は89年以降殆ど進化していない、ということになる。まさしく「20年に1人」の選手。
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# by suezielily | 2012-04-04 19:04 | 野球、baseball