猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介
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金井美恵子「猫のような…」
「百鬼園寫眞帖」という本を見つけた。
内田百閒の弟子達や原作の映画に出演した高峰秀子(女優の随筆家として沢村貞子と双璧)、琴の師匠の宮城道雄夫人の喜代子さんなどが寄稿している。写真や猫のイラスト(どなたの筆に寄るものか)、百閒が迷い猫を探す広告の写真もある。
この本の中で百閒の「ノラや」と猫について書かれているのは、金井美恵子氏の「猫のような…」と題された文だけである。彼女は映画でも鋭い鑑賞眼をお持ちだ。
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内田百閒の弟子達や原作の映画に出演した高峰秀子(女優の随筆家として沢村貞子と双璧)、琴の師匠の宮城道雄夫人の喜代子さんなどが寄稿している。写真や猫のイラスト(どなたの筆に寄るものか)、百閒が迷い猫を探す広告の写真もある。
この本の中で百閒の「ノラや」と猫について書かれているのは、金井美恵子氏の「猫のような…」と題された文だけである。彼女は映画でも鋭い鑑賞眼をお持ちだ。
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by suezielily
| 2012-12-19 19:19
| 猫書籍
ほんのまくら16
下記のア~オの小説、随筆の冒頭部分(まくら)と、作家、作品名を組み合わせて下さい。
作家名 1 谷崎潤一郎 2 宇野浩二 3 久坂葉子 4 三島由紀夫 5 高見順
作品名 A 「敗戦日記(抄)」 B「蓼喰う虫」 C 「バレエ日本」 D 「文学の三十年」 E 「道程」
ア 「日本のバレエ界には、バレエを踊る人が一人もいないそうだ。これはソ連から来た先生の御託宣である。 クラシック・バレエの正統的な伝統は、ソ連に保たれていているというのが定説であって、あんなに訓練にも公演にも金がかかる旧時代的芸術は、もはや資本主義国家では抱え込みきれないという点もあるだろう。」
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作家名 1 谷崎潤一郎 2 宇野浩二 3 久坂葉子 4 三島由紀夫 5 高見順
作品名 A 「敗戦日記(抄)」 B「蓼喰う虫」 C 「バレエ日本」 D 「文学の三十年」 E 「道程」
ア 「日本のバレエ界には、バレエを踊る人が一人もいないそうだ。これはソ連から来た先生の御託宣である。 クラシック・バレエの正統的な伝統は、ソ連に保たれていているというのが定説であって、あんなに訓練にも公演にも金がかかる旧時代的芸術は、もはや資本主義国家では抱え込みきれないという点もあるだろう。」
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by suezielily
| 2012-12-12 19:16
| 本のまくらquiz
猫と百閒と弟子たち
雑賀進氏の「実説 内田百閒」より。
「高橋義孝氏が『新潮』七月号の誌上に発表された『百閒先生』という文章の中で、『――飼猫が失踪して悲嘆にくれていた先生は、先生を知るほどの人間は誰も彼も皆、先生と一緒に、先生と同じように悲嘆に暮れなければならぬとでも考えているような風があった。』 と書き、それで我慢がならない余り、酔ったまぎれに『何だ、この糞じじい、あんな猫なんか今頃三味線の胴に張られてらい』 と電話口で悪態をついたという。」
映画「まあだだよ」では猫の失踪を嘆く百閒夫妻の前で、弟子達の思惑については特に描かれておらず、私も「お弟子さん達は本当のところ、どうなのかな」と思ってはいた。
続きを読む…
「高橋義孝氏が『新潮』七月号の誌上に発表された『百閒先生』という文章の中で、『――飼猫が失踪して悲嘆にくれていた先生は、先生を知るほどの人間は誰も彼も皆、先生と一緒に、先生と同じように悲嘆に暮れなければならぬとでも考えているような風があった。』 と書き、それで我慢がならない余り、酔ったまぎれに『何だ、この糞じじい、あんな猫なんか今頃三味線の胴に張られてらい』 と電話口で悪態をついたという。」
映画「まあだだよ」では猫の失踪を嘆く百閒夫妻の前で、弟子達の思惑については特に描かれておらず、私も「お弟子さん達は本当のところ、どうなのかな」と思ってはいた。
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by suezielily
| 2012-12-12 19:12
| 猫書籍
「ノラや」は私小説なの?
内田百閒の弟子の一人で、出版社「鉄道日本社」の創立者である雑賀進氏の「実説 内田百閒」(論創社、51頁に渡る表題作の初出は「小説新潮」昭和46年12月号)に「ノラや」について書かれている。
「 敗戦後いろんな辛酸を経て東京に復帰できたのは二十一年のくれであって、翌年春、西神田の小学校前の焼跡を二十坪ほど苦心の末手に入れ、事務所兼住宅のバラックを建てた。バラックの玄関前に百閒先生が立たれたのは、たしか二十二年のくれころであったと思う。」…この描写で黒澤明監督の「まあだだよ」のシーンが浮かんでくる。そうか、映画の中でノラ失踪の際に校門前で児童達にも迷い猫のチラシを配っていたのは、小学校が近かったからなのか。
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「 敗戦後いろんな辛酸を経て東京に復帰できたのは二十一年のくれであって、翌年春、西神田の小学校前の焼跡を二十坪ほど苦心の末手に入れ、事務所兼住宅のバラックを建てた。バラックの玄関前に百閒先生が立たれたのは、たしか二十二年のくれころであったと思う。」…この描写で黒澤明監督の「まあだだよ」のシーンが浮かんでくる。そうか、映画の中でノラ失踪の際に校門前で児童達にも迷い猫のチラシを配っていたのは、小学校が近かったからなのか。
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by suezielily
| 2012-12-05 19:23
| 猫書籍
松本清張「事故」
火曜サスペンス劇場の「事故」の再放送を見た。
古谷一行、斉藤慶子、十朱幸代、鶴見慎吾、松田洋治。
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古谷一行、斉藤慶子、十朱幸代、鶴見慎吾、松田洋治。
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by suezielily
| 2012-11-28 19:30
| TVドラマ、movie