猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介
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木村衣有子「猫の本棚」
猫を題材にした書籍を紹介したエッセイ。以下、私が既読の作品。
岩合光昭「ネコを撮る」、内田百閒「ノラや」、大島弓子「綿の国星」、大佛次郎「白猫」、鴨居羊子「のら猫トラトラ」、幸田文「ふたつボン」他、庄司薫「ぼくが猫語を話せるわけ」、谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」、夏目漱石「我輩は猫である」、野澤延行「のらネコ、町をゆく」、町田康「猫にかまけて」、平出隆「猫の客」、保坂和志「猫に時間の流れる」吉行理恵「小さな貴婦人」
未読の作品は吉本隆明「なぜ、猫とつきあうのか」、大木卓「猫の民俗学」、武田百合子「富士日記」、金井美恵子「遊興一匹 迷い猫あずかってます」、ドリス・レッシング「なんといったって猫」など。
なお、浅生ハルミン「私は猫ストーカー」も紹介されているが、浅生氏はExiteBlogでブログも運営しておられるので、ご参考までに。
ノーベル文学賞作家であるDレッシング。米国人の友人から猫を題材にした小説の朗読CDを貰って、その中に彼女の作品も入っていた。三島由紀夫と安部公房は候補になりながら受賞できなかったのに、どこが彼女に劣ったのだろう、と時代世代が違うのに勝手に憤る、未読のくせして(→脱線しすぎ)。
木村氏は小説の場合、特に未読の読者に配慮した書き方をしておられる。「猫の客」と「猫と庄造と二人のおんな」がそうだ。
大佛次郎「白猫」の紹介文は、これから読もうとする人はこの本を読まないほうがいいかと思う。ちょっと荒筋を長く書き過ぎているのだ。
猫が題材になっているからといってどんな作品も自分が面白く読めるかというと、そうとは限らない。
木村氏の紹介するリストを見たところ、「これは鉄板」の本を押さえておられるので、これから猫本を読もうかという方にはちょうどいいかと思う。
岩合光昭「ネコを撮る」、内田百閒「ノラや」、大島弓子「綿の国星」、大佛次郎「白猫」、鴨居羊子「のら猫トラトラ」、幸田文「ふたつボン」他、庄司薫「ぼくが猫語を話せるわけ」、谷崎潤一郎「猫と庄造と二人のおんな」、夏目漱石「我輩は猫である」、野澤延行「のらネコ、町をゆく」、町田康「猫にかまけて」、平出隆「猫の客」、保坂和志「猫に時間の流れる」吉行理恵「小さな貴婦人」
未読の作品は吉本隆明「なぜ、猫とつきあうのか」、大木卓「猫の民俗学」、武田百合子「富士日記」、金井美恵子「遊興一匹 迷い猫あずかってます」、ドリス・レッシング「なんといったって猫」など。
なお、浅生ハルミン「私は猫ストーカー」も紹介されているが、浅生氏はExiteBlogでブログも運営しておられるので、ご参考までに。
ノーベル文学賞作家であるDレッシング。米国人の友人から猫を題材にした小説の朗読CDを貰って、その中に彼女の作品も入っていた。三島由紀夫と安部公房は候補になりながら受賞できなかったのに、どこが彼女に劣ったのだろう、と時代世代が違うのに勝手に憤る、未読のくせして(→脱線しすぎ)。
木村氏は小説の場合、特に未読の読者に配慮した書き方をしておられる。「猫の客」と「猫と庄造と二人のおんな」がそうだ。
大佛次郎「白猫」の紹介文は、これから読もうとする人はこの本を読まないほうがいいかと思う。ちょっと荒筋を長く書き過ぎているのだ。
猫が題材になっているからといってどんな作品も自分が面白く読めるかというと、そうとは限らない。
木村氏の紹介するリストを見たところ、「これは鉄板」の本を押さえておられるので、これから猫本を読もうかという方にはちょうどいいかと思う。
by suezielily
| 2013-04-18 19:14
| 猫書籍