猫を題材にした小説随筆や猫好き作家をご紹介


by suzielily

プロフィールを見る
画像一覧

以前の記事

2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
more...

カテゴリ

全体
猫書籍
文学
Cat Salon,猫カフェ
猫写真、猫関連
猫TV,movie
音楽、music
本のまくらquiz
TVドラマ、movie
初めまして introducing
野球、baseball

最新のコメント

LuckySevenS..
by suezielily at 17:21
お美しい猫様たちですこと。
by LuckySevenStars at 12:00
cenepaseriさ..
by suezielily at 15:54
「山猫」2回観ました、良..
by cenepaseri at 11:35
LuckySevenSt..
by suezielily at 13:37
ベンガルちゃん もう、..
by LuckySevenStars at 16:17
LuckySevenSt..
by suezielily at 17:32
ベンガルちゃんが交じって..
by LuckySevenStars at 13:44
こんばんは。 ずいぶん..
by suezielily at 17:24
こんばんは。 いい..
by herbatelier at 17:10

フォロー中のブログ

エコ猫な人々
すみやのひとり言・・・
路地猫のひとり言
ヒトは猫のペットである
春待ち日記
たびねこ
ちりめん戯縫
大杉漣の風トラ便り
4にゃん日記+
猫イズム
のらマニア ~長崎ぶらぶら猫~
浅草・銀次親分日記
シェークスピアの猫
ぎんネコ☆はうす
ルドゥーテのバラの庭のブログ
猫と文学とねこブンガク

外部リンク

最新の記事

関川夏央「猫たちの合唱」
at 2018-10-15 18:13
猫は迷探偵
at 2018-10-15 18:03
サガン「悲しみよ こんにちは」
at 2018-10-05 17:58
猫カフェ記事バックナンバー
at 2018-10-01 16:46
ねこ書籍記事過去ログ
at 2018-10-01 00:00

最新のトラックバック

ヘミングウェイ「雨の中の猫」
from ネコと文学と猫ブンガク
高見浩訳「雨のなかの猫」
from ネコと文学と猫ブンガク
一茶の猫俳句
from ネコと文学と猫ブンガク
「波の塔」の猫
from ネコと文学と猫ブンガク
内田百閒の広告
from ネコと文学と猫ブンガク
キャットサロンの猫
from A Cat, a Camer..
キャットサロン(A Sa..
from 猫と文学と猫ブンガク
日経新聞・フィギュアの世..
from ナチュラル&スローライフ

ご注意 notice

野球川柳、写真、英文記事等は無断転載禁止。 コメント下さった方、有難うございます。

ライフログ


芥川龍之介全集〈5〉 (ちくま文庫)


猫に時間の流れる (中公文庫)

検索

タグ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

猫
本・読書

画像一覧

猫の文学館1

猫の文学館1 ─世界は今、猫のものになる - 和田 博文  筑摩書房

以下、目次の抜粋。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480434463/
https://blog.goo.ne.jp/marifle1010/e/bde01228e4181cf092b76782ab47ef0b
http://dazzle223.hatenablog.com/entry/2017/06/28/004603


e0265768_16522221.jpg







「2 仔猫がふえる!  子猫………寺田寅彦
3 猫も夢を見る  猫が口を利いた………内田百閒     猫………萩原朔太郎  
猫きち………野溝七生子      小猫………幸田文
4 猫には何軒の家がある?     猫には七軒の家がある………金井美恵子 
猫………志賀直哉      猫と蟻と犬………梅崎春生
5 そんなにねずみが食べたいか   鼠と猫………寺田寅彦
6 パリの猫、アテネの猫  猫――マイペット………谷崎潤一郎   人喰い猫………村上春樹   編者エッセイ 猫が宿る日本語」

『猫の文学館 II』
「1 死んだ猫のゆくえ 2 ペット・ロス症候群 3 猫の精霊ばかりが住む町  4 化け猫と不思議な話 5 猫の一族 」
 
 収録作品に既読のものもいくつか。

以下、本文より抜粋。
寺田寅彦「子猫」より。
「ある日学校から帰った子供が見慣れぬ子猫を抱いて来た。(略)
三毛を連れて来てつき合わせると三毛のほうが非常に驚き恐れて背筋の毛を逆立てた。
しかしそれから数時間の後に行って見ると、だれかが押し入れの中にオルガンの腰掛けを横にして作ってやった穴ぼこの中に三毛が横に長くねそべって、その乳房にこの子猫が食いついていた。(略)
一度目ざめんとして中止されていた母性が、この知らぬよその子猫によって一時に呼びさまされたものと思われた。
私は子を失った親のために、また親を失った子のために何がなしに胸の柔らぐような満足の感じを禁じる事ができなかった。
 三毛の頭にはこの親なし子のちびと自分の産んだ子との区別などはわかろうはずはなかった。
そしてただ本能の命ずるがままに、全く自分の満足のためにのみ、この養児をはぐくんでいたに相違ない。
しかしわれわれ人間の目で見てはどうしてもそうは思いかねた。
熱い愛情にむせんででもいるような声でクルークルーと鳴きながら子猫をなめているのを見ていると、つい引き込まれるように柔らかな情緒の雰囲気につつまれる。そして人間の場合とこの動物の場合との区別に関する学説などがすべてばからしいどうでもいい事のように思われてならなかった。」


編者エッセイ、和田博文の「猫が宿る日本語」より。
377-378p 「芥川龍之介が、大槻文彦の辞典『言海』にかみつく」
「 (略)明治政府の命により、文部省に勤務する日本語学者の大槻文彦が、編纂作業をスタートさせたのは、一八七五(明治八)年のことだった。(略)
『猫』という言葉も収録されている。(略)
『人家ニ畜フ小キ獣、人ノ知ル所ナリ、温柔ニシテ馴レ易ク、又能ク鼠ヲ捕フレバ畜フ、然レドモ窃盗ノ性アリ、形、虎ニ似テ、二尺ニ足ラズ』。
 この大槻の説明に噛みついたのが、芥川龍之介である。『雑筆』(『随筆』一九二四年三月)の主張に耳を傾けてみよう。
『成程猫は膳の上の刺身を盗んだりするのに違ひはない。が。これをしも『窃盗ノ性アリ』と云ふならば、犬は風俗壊乱の性あり、(略)鮫は殺人の性あり、と云つても差支へない道理であらう。
按ずるに『言海』の著者大槻文彦先生は少なくとも鳥獣魚介に対する誹毀の性を具へた老学者である』。」

 
いやー。芥川が『言海』の編纂者に『猫』の項目で噛み付いたとは。ウギャ!
日本最初の国語辞典、ということだろうか?

猫と芥川、といえば「お富の貞操」における「三毛猫の性別」について猫文学好きの間で物議を醸している?のであるが。

芥川と同じく漱石の弟子であった寺田寅彦の「子猫」より、別の箇所の抜粋。
「二匹の子猫はだいたい三毛に似た毛色をしていた。一つを『太郎』もう一つを『次郎』と呼んでいた。(略)
他の三匹はいずれも男性であった。」
 
寺田寅彦は物理学者である。なのに、この子猫の色の描写は、一体?
三毛に似た毛色、の雄猫二匹というのは…三毛柄の雄猫だったということだろうか。
この時代には三毛猫=ほぼ雌猫、という研究は少なくとも日本では浸透していなかったのか。
なお、三毛を「家畜病院」へ入院させた、という描写もある。

漱石の弟子だった作家たちで本書に収録された作家は、内田百閒、谷崎潤一郎、寺田寅彦、佐藤春夫。
収録されていないが猫が登場する作品を書いているのが芥川、中勘助。
彼らより少し後の世代になるが、本書収録作品で猫の避妊手術(卵巣摘出)について書いているのが上林暁。
それらの中に三毛猫の性別についての知識は書かれていない。当時の日本の最高の知性を持った作家たちであっても、まだその知識が浸透していなかったということだろうか。

野溝七生子の「猫きち」は、森茉莉を思わせる文体で面白かった。森鴎外研究でも知られるそうだ。
 
梅崎春生の「猫と蟻と犬」には「カロ」という猫が登場する。
別の作品でその「カロ」が非常に可哀想な目にあうのが、こちらも猫文学界ではよく知られた話である。
尚、梅崎春生は教科書に掲載されていた「午砲」の作者でもあったような…うろ覚え。「どん」と読みます。
分かる方、ご教示を。

 相島に行きました。
猫が多いことで有名ですが、「地球ドラマチック  ダーウィンが来た!」や「しむら動物園」で相島の猫が紹介されたためか、観光客が大変増えていました。
最終便の船が満席で、臨時便が出る事態に。
猫は昨年より多かったように思います。大人ねこになりかけの1歳未満の子が多かったかニャ?

伊野尾だっけ、ジャニーズの。建築学科出てる人。彼が相島に来たのが大きかったかもね。
その伊野尾クン、山口達也先輩の事件のためにフジテレビの朝のニュース(レギュラー出演)でベテランアナウンサー氏にコメントを振られて、困惑気味でしたがな。
家政夫のミタゾノも始まったばかりというのに、同じトキオの松岡昌弘も大変でんがな。前回の出演者、清水冨美香(漢字わからん)もあのような事態で。


e0265768_16500511.jpg




e0265768_17055641.jpg




e0265768_16494626.jpg




e0265768_16523125.jpg



e0265768_16495685.jpg

猫の文学館I: 世界は今、猫のものになる (ちくま文庫)

和田 博文(編集)/筑摩書房

undefined


猫の文学館II: この世界の境界を越える猫 (ちくま文庫)

和田 博文(編集)/筑摩書房

undefined





[PR]
by suezielily | 2018-06-01 17:03 | 猫書籍