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美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道

「美しく、狂おしく  岩下志麻の女優道 」を読んだ。春日太一著

http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163907789


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以下、本文より抜粋。

第4章 覚醒『五瓣の椿』
p93
「――(略)これまで清純派の役柄が続いてきた中で、ここから一気に狂気の世界に入っていくことになります。
『あの役も本当は純情で律儀で真面目で正義感が強くて、お父さんを凄く愛している、そういう女の子なんですよ。(略)
でもやってることは結局は悪女ですから、私にとっては初めての悪女役ということになりますね。』」

p96-99
「――共演者も凄いですね。西村晃さん、伊藤雄之助さん、小沢昭一さん、岡田英次さん。
(略)『(略)左さんが『そんな芝居じゃ受けられないわ』っておっしゃったんです。(略)
私からすると何が悪いか分からないもので、だんだん左幸子さん自身が憎らしくなってきちゃったの。
 (略)左さんボリュームあるからなかなか思うようにいかないのですが、もう思いっきりの力で引きずり回したんですよ。」
そしたらオッケーだったのね。後から考えると、これは左さんと監督の作戦だったのかなって思うんです。」(略)
「左さんのあのお母さん、色っぽかったですよね。(略)淫蕩な感じがよく出ていましたから、(略)」

「第9章 多彩」『魔の刻』
p270-271
「『初めて降旗監督と木村大作さんとご一緒しました。(略)』
(略)『相手役の坂上忍さんは、当時テレビで連続ドラマをちょうどやってらしたんです。(略)
それで<坂上忍さん、あの方どうですか?>と推薦したんです。(略)
ああいう役ですから、映画が本当に好きな方じゃないとできなかったと思います。(略)』」
「――坂上さんの芝居も繊細でした。
『よかったですよ。彼がまだ一六か一七で、現場にお母さんが付いていらしてました。(略)」
 
 当時の映像を坂上忍が自身で司会する番組で、流していた。ご本人は「下手だな!」と謙遜していたが。
 
 左幸子については、以前彼女のインタビューを読んで印象的だったことがある。
戦中に、「風と共に去りぬ」を隠し読んでいたのを、担任の教師に見つかり、敵国の作家の本ということで往復ビンタを喰らったということだった。
主義主張のぶれない名女優だということは、少女時代のエピソードからも察することができる。
「飢餓海峡」でも大変印象深い演技だった。

「五瓣の椿」は未見だが、見たい映画の一つである。

「秋刀魚の味」、「古都」、「雪国」、「心中天網島」「はなれ瞽女おりん」、「鬼畜」、「疑惑」、「極道の女たち」、「五瓣の椿」「卑弥呼」「悪霊島」「鬼龍院花子の生涯」「瀬戸内少年野球団」大河ドラマ「草燃える」「独眼竜政宗」「葵 徳川三代」などなどの主演出演した大女優であられる。

同じ時期に梶芽衣子の本も出版されて評判のようだが、梶さんは岩下さんに比べて主演作が少なく、役柄のヴァリエも少ないかな、物足りないかもしれないと思って未読です。


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by suezielily | 2018-05-05 17:13 | 文学